松下啓一 自治・政策・まちづくり

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★自治体職員のための協働論(マッセ大阪)

2008-07-17 | 2.講演会・研修会
 協働は、市民協働課の仕事というのが、おおかたの職員の意識だと思う。それをそうではなく、全職員の問題であり、自治そのものから出てくるテーマであるという話を、さまざまな事例を交えて話をした。NPOとどうやってうまくやるかを聞きに来た受講生はきっと戸惑ったろう。ただ、協働の本質的な部分から考えないと、所詮、うまくもできないと思う。
 私の立場は新しい公共論であるが、ツボでうなづく受講生が何人かいて、私と同じ問題意識であることにうれしくなった。時間があれば、うなずく理由などに踏み込んでみて、より充実した研修としたかったが、今回は時間が限られているのであきらめることとした。いずれにしてもあっというまの3時間であった。
 マッセは大阪谷町であるが、思い立って京都に降りた。祇園祭の宵山だからである。山鉾の大物がある新町通り、室町通りをゆっくりと歩いてみたが、京都らしい蒸し暑さと人の熱気で、何度来てもやはり祇園祭であった。
 これで阪急交通社の旅もひと段落であるから(1週間で関西に3回来てしまった)、しばらく相模原で仕事をして(まずはユコリンの原稿を完成させ)、7月末からいくプラハの準備をしよう。
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