松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆宿題(相模原市南区)

2013-05-29 | 1.研究活動
 相模原市南区の区民会議では宿題がある。私が座長の会議では、事務局の説明を聞きながら、ただ座っているだけという会議はやったことはないし、区民会議のメンバーも、みな積極的である。この日の区民会議は、宿題を家でやってきてもらって、会議で発表してもらった。

 宿題は、「若者がまちづくりに参加するためのアイディア」である。今期の南区区民会議のメインテーマが、学生、若者が多いという南区の優位性を活用して、若者参加のまちづくりをしようというものである。その具体化メニューを考えてくるのが、宿題となった。

 全員から発表してもらったが、ひとことで感想をいうと、「みな知恵がある」ということ。そうだと思う。なぜならば、知恵がなかったら、それぞれの会長さんやリーダーにはなれないからである。これまでの会議では、そうした知恵を十分に活かせなかったのではないか。私の役割は、そうした知恵を大いに引き出すことだと思う。

 宿題の常で、学校に来てからやっていた人もいたが、それまで考えてきたことを紙に書いただけなので、これは宿題をやってきたということになるだろう。そういえば、私も大半は、学校で宿題をやった。「宿題は家に持ち込まない」主義?だった。それに対して、今は正反対で、「仕事は家でやる」に変わってしまった。家で、いつも原稿を書いたり、何かをしているので、それが連れ合いの不満のもとになっていると推察できる。閑話休題。

 こうしたアイディアを整理して、9月に行うプラーヌンクスツェレで、若者たちに議論してもらうことになる。このPZも新たな試みで、面白いことになると思う。

 この日の会議は、14時45分からの開始となった。こんな半端な時間ではじまったのは、この日の会議は私の授業の一環でもあるというためである。ゼミ生を中心に授業の受講生が20名ほど傍聴者として参加したが、私もいつになく緊張した。

 家に帰ったら、一般の傍聴の人から、「宿題」のメールがきていた。区民会議を若者に近づけるアイディアで、よい意見だったので、それを発展させたものを、今回のメニューのひとつに加えることにした。
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