松下啓一 自治・政策・まちづくり

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★行政とNPOとの協働(マッセ大阪)

2011-02-24 | 2.講演会・研修会
 マッセ大阪は古巣といっていいだろう。そこでの研修会に参加した。
 マッセは、本来、職員研修が中心の組織であるが、公益性が強まったことに対応してで、ウイングを広げて、市民も視野に入れはじめた。今回も研修では100名強の人たちが参加していたが、若干であるが、市民の人たちも参加していた。
 テーマは協働なので、今回は、私の協働体験から話をはじめた。私にとって、協働とは、一緒に汗を流すことではないからである。それぞれが公共を担って、まちを作っていくことが大事ではないかという話になった。その後、福岡市の協働担当の方の報告、そして、なんと言っても面白かったのは、トリをつとめた、一宮市の1%条例コンビだろう。行政のKさんとNPOのHさんのコンビで、静と動というか、まさに一緒に汗を流す協働ペアである。1%制度をめぐる率直な話がでて、とても面白かった(議事録にしないでということなので、ここにかけないのが残念)。ただ、市民の自立(自律)を目指そうという心意気は、一貫していて、後味のよい、報告となった。
 その後、質疑応答になったが、こちらのほうは、さらに内容が凝縮された質疑応答になった。会場からもたくさんの質問が出て、それぞれの立場で回答するだけで終わるのはなく、私がさらに突っ込むので、発展的な話になったように思う。
 今回は、大阪に早めに行き、始まるまえに、庄原市の担当の方たちとマッセで待ち合わせをした。車で大阪まで来たという。こちらの率直な話で面白かった。
 大阪は、久しぶりである(11月以来)。しばらくぶりで聞く大阪弁は、心地よく、それが古巣意識をゆすぶるのだろうか。古巣なので、お土産はなし。経済効果はないということである。
 マッセの面々には、今回もお世話になった。旧知の人たちと再会した。今回の研修会の担当のUさんは、寝屋川市出身とのこと。私も寝屋川市の会議を手伝ったことがあるが、その際にもお世話になったようだ。寝屋川市といえば、荒木、坂田のかしまし娘コンビであるが、聞くと元気でやっているという。久しぶりに会いたくなった。
 
 大阪の地下鉄はうまく乗りこなせない。ただ、西東京の西武の電車よりは、断然分かりやすい。好きな駅は、御堂筋線の梅田。外国の地下鉄駅のような感じである。いわれがあるのだろう。
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