松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆市民(ひと)がつなぐ(新城市)  

2009-08-15 | 1.研究活動
 横浜の市長が辞めた。立川談乃助さんが「辞めるなら最初に言え」と書いているが、たしかに、選挙のときに「横浜のために全身全霊を尽くす」くらいのことは言ったのだろうから、途中で辞める可能性があるのならば、最初から、「国への思い断ちがたいときは、途中で辞めることがある」と言ってくれたら、市民も別の判断ができたろう。
 こうした軽さ・無責任さが、まちに伝播する。私は、成熟した日本が唯一、生き残る道は、尊敬される国になることだと思っている。市民の自律と、みんなのことを大事に思う社会性が、あちこちで垣間見れる社会になることだと思う。そのために、微力ではあるが、力を出して行こうと考えている。
 市長というリーダーは、内に秘めた決意と謙虚さを持つべきだと思っているが、そうした市長さんの一人が愛知県新城市の穂積亮次さんである。 
 穂積さんはブログを書いているが、それには、私自身、うまく整理できなかったことが、実に、分かりやすく、地に着いて説明されていることがある。「そういうことなのだ」とガッテンすることも多い。
 新城も地方の町で、ご多分にもれず、市立病院、企業や大学の撤退、どこにでも起こっている問題が同じように起こっている。それを誰かのせいにするのではなく、市民や職員の力を信じ、地道に乗り越えていこうというを姿勢が、このブログには溢れている。
 新城市では、総合計画を「新しい公共」をよりどころに組み立てようとしているが、この新しい公共について、次のように書かれている。「新しい公共が、住民への負担と責任の理不尽な押し付けに堕するかどうかは、住民と職員との関係性や互いの意識にかかってくるだろう」。その通りだと思う。ちなみに、新しい総合計画のコンセプトは、タイトルに書いた「市民(ひと)がつなぐ」である。いいではないか。
 9月の初旬には、学生たちと新城市へ林業体験に行くことになっている。ブッホウソウがいる鳳来地区である。きっと、まだまだ暑いであろう。

  
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