松下啓一 自治・政策・まちづくり

【連絡先】seisakumatsu@gmail.com 又は seisaku_matsu@hotmail.com

☆松下理論敗れる・林横浜市長4選に挑戦

2021-07-08 | はじめての条例づくり
 選挙に出るときは、不利益条例は出さないというのが理論であった。その理論は、破られた。これはアメリカ大統領選挙の傾向を踏まえた理論であったし、私が調べた水道料金の値上げ条例を出すタイミング調査でも、ゆるぎない理論であったはずであった。

 このままでは教科書を書き直さないといけない。これから調べてみるが、検証の仮説を示しておこう。

(1)横浜市は、令和3年7月1日から水道料金を改定した。水道料金よりもIRのほうが争点で、大した争点ではなかったと判断したのか。

(2)もう一つは、林さんは、すごいということか。選挙のために、隠したりせずに、出すべき時には、出すという心情なのか。とすると、私は、急速に好感度を上げている。合格するために、おいしい話をいい、不都合なことを隠す市長さんが多い中、すごいと思う。

 林さんとは、友達でもないので、本心は、よく分からないが、松下理論が敗れたのは間違いない。

 これで、選挙は、多くのIR反対派の中で(票が割れて)、唯一,賛成の立場なので、当選の可能性も出てきたということなのだろう。

 ちなみに、あちこちに行くと、「松下さんはIRをどのように考えているのですか」と聞かれることが多い。正直、内容がよく分からないので、明確な意見はないが、「額に汗して働かずに儲ける」ことを狙う政策は、市民に誤ったメッセージを与えるのではないかと答えている。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ☆過分な推薦理由(白岡市)追加 | トップ | ☆第1回自治基本条例推進委員... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

はじめての条例づくり」カテゴリの最新記事