松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆第1回自治基本条例推進委員会(焼津市)

2021-07-09 | 1.研究活動
 第何期目になるのだろう。新しい期の推進委員会が始まった。

 焼津市は、委員に再任期間が決まっていて、スタート時から自治基本条例を一緒のやってきた関さんや大石さんたちが、退任されて、新たなメンバーも推進委員会が始まった(私は、前の委員長の今井さんを引き継いだので、再任制限にはあたっていない)。

 最初に、辞令交付があった。今回は、市長さんが来てくれて、辞令をいただいた。名前を呼ばれて、「はい」と答えるのは、何か学生に戻ったような気がする。個々は照れずに、「はい」というようにしている。

 自己紹介があり、「自治基本条例とは何か」について、私が話をした。焼津や新城の例を見ると、自治基本条例は、「使える条例」である。

 焼津では、それがふるさとの納税となって現れている。焼津市の自治基本条例は、「オール焼津のまちづくり」であるが、この理念が、オール焼津のふるさと納税になり、自分が名産品だと思えば名産品というコンセプトで、1000品目のエントリーとなり、それが、全国2位に納税金額となった。

 一緒に自治基本条例をやった石原さんが、ふるさと納税担当になり、オール焼津を実践して、全国2番になった。その後、担当が変わり、順位は落ちたが、毎年50億円のふるさと納税があるらしい(ちなみに当時は、主査(主任)?であった石原さんは、今年から部長になり、今度は、ワクチン接種を担当しているらしい。その時の主査だった飯塚さんは、行政経営部長である)。

 駅前に、立派な「こども館」が最近できたが、これは潤沢なふるさと納税によるとのことである。この子ども館は、内部の設備や防具は、凝りに凝ったもののようで、「国の補助や独自予算ではとてもできるものではない」とのことである。今度、早めに来て、見学させてもらおう。



 ともかく新メンバーとなった第1回の委員会は、和気あいあいとすすみ、前の人たちにも負けないように、がんばろうと思う。

 この日は、西日本が、大雨にやられて、東海道新幹線も朝、一時、運休だった。これでは、行かれないなあ、と思って、電話をかけようかと思って、確認したら、動き始めたとのこと。念のために、早めに出たので、静岡駅で、ゆっくり食事ができた。

 それにしても、伊豆山の土石流の被害にあった方は、本当にお気の毒だと思う。
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