松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆雪が降った(三浦半島)

2013-01-14 | 1.研究活動
 三浦半島にも雪が降った。
 私の住むところは海に近いこともあって、全体に暖かい。ここがみぞれだと、横浜は積雪5センチ、大学がある相模原に行けば、10センチ近くになる。さらに八王子まで行けば・・・。

 新城市の穂積市長さんが、私のブログを紹介してくれている。国法と自治体法について、次のようなコメントがあった。
 
 法は、他人の権利や生命・身体・財産を侵害する行為を強制力をもって禁止・排除する。
 自治条例は、隣人を尊重し、助け合う行為を広めるための相互関係を確認しあい、その組織的手だてを定める。
 社会はこの両方が備わっていてこそ住み心地よいものになるわけだが、この両者は互いをしっかりとすみ分けないと、すべてを台無しにしてしまう可能性がある。
 たとえば自治条例や地域自治制度に法的強制力や権力関係をもちこめば、きっととても息苦しい、相互監視的な地域社会になってしまうだろう。
 そうしてなお、地域自治組織が法的保護や公共的法人格を獲得するにはどうしたらよいのか。自治体の長や議会が持つ権限と地域共同体の自治権とをどう関係づけたらよいのか。
 われわれが見つけなければならないのは、この問いへの答えだ。


 私は、横浜市の実務者の体験として、国法と自治体法が明らかに「肌ざわり感」が違うと感じている。穂積市長さんは、首長として自治経営をしていくなかで、両者の違いを感じたうえで、さらに、両者のよさををうまく取り入れて、自治経営を進めていこうとしている。ここまで言えるのは、やはり現場があり、かつ常に自治を前に進めようと考えている故なのだろう。穂積ブログは、ずいぶんとチェックしている人が多いようであるが、たしかに目を離せない。

 せっかくの休みであったが、ほとんど何もできずに、過ごしてしまった。二兎を追うものは一兎もえずのたとえ通りである。進んだことといえば、この正月、何年かぶりで何とか、海外へ行けたので、3月にはハワイに行こうと考えて、JTBへ予約に行ったことくらいだろうか。
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