松下啓一 自治・政策・まちづくり

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▽ラインをうまく使う(相模大野)

2015-06-26 | ゼミや大学のようすなど

 さまざまな連絡や相談にラインを使っている。

 一昨日も、新たなラインをつくって、入れてもらった。相模原市南区でインターンシップを行う学生と区役所職員のラインである。夏休みに7名の学生が南区のインターシップに行くが、日程調整や行き先希望、急な連絡をラインでやろうということになった。

 ゼミのほか、学生たちとの共同研究や活動を行っているなかで、一番厄介なのは、事務連絡である。昔ならば、連絡網を作ったが、最後まできちんと伝わらない時もあり、また伝言ゲームになってしまって、趣旨が違って伝わってしない場合もある。ラインは、こうした無駄や誤解を省いてくれる。

 共同研究にも使っている。円グラフにするのか棒グラフにするのか、作業の途中で、学生たちが、議論している。私は、議論の推移を見守り、方向が違う場合に、そっとアドバイスする。そうすると、学生たちが、また考える。1週間に1度しか取れない共同研究の時間をもっと有用な議論の時間に使うことができる。

 他方、大学からは、教員が学生たちのラインに入るのを「自粛」するとの連絡がきたことがある。大阪で府会議員が、学生とのラインで、おかしなことを言った事例やライン内での不適切発言を避ける意味からだと思う。たしかに、言葉ならば、その時の雰囲気で、別に何でもないことが、文章になって、そこだけ切り取ると、不適切に見える場合もあるので、十分注意するようにという趣旨だと思う。もちろん、こうした注意は重要である。

 ちなみに、悪意をもって一部を抜き出すという方法は、実に卑怯なやり方であるが、それを得意とする人たちもいる(話し言葉で、「馬鹿だね」は否定(侮蔑)から肯定(愛情)まで、幅広い意味合いを持つが、文章に起こして文字にして、一方的な解説を付けると「人を馬鹿にした」ということになる)。それに煽られる人もいるので、効果的なのだろう、一部抜き出しが多用されることになる。

 文脈と離れて、その言葉が一人歩きし始めると、もうだれも制御できなくなる。そこで、それを避けるために、どんどん守りに入り、さわりのないことしか、言わなくなったのが、今の行政である。もっと、血の通った発言をしてほしいと望むのは、ないものねだりである。いつ揚げ足を取られるかわからないので、そんなリスクはとても取れないからである。結局、これが、日本のダイナミズムを失わせているのだと思う。閑話休題。

 どんなものでも、メリット、デメリットがあり、どこに足場を置くかで、進むべき道が違ってくる。デメリットに立脚して守りに入るのも、一つの生き方ではあるが、私は、良さを伸ばしていくというのが好みなので、ラインについても、その良さを大いに活用しないともったいないと考えている。良いところを最大限引き出し、悪いところを押さえ込むことを学ぶのが、社会マネジメント学科でもある。ちなみに私は、ラインの設定方法などは、皆目わからない。「招待」しますなどと言われても、?である。そのうち、勉強して、学生たちをビックリさせてやろう。

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