★協働事業提案・中間報告と研修会（国分寺市）

　国分寺市役所の最寄り駅は、西武線の恋ヶ窪という駅である。恋ヶ窪という意味深な駅名に惹かれて、うきうきと出かけていった（こくぶんじ市民テーブルのＲさんによると、鎌倉街道の宿場があったところということで、悲恋物語でもあったのだろうか）。
　中間報告は５件。いずれも歯ごたえのある協働事業であった。協働事業の狙うところは、行政だけではとてもできない事業、行政とは違う切り口というのがポイントとなるが、いずれも面白い提案事業だった。そこで、時間を割いて、原課には、市民提案事業は渡りに船だったのか、それともやや迷惑だったのか、ＮＰＯには、協働事業はありがたい制度なのかを聞いてみた。当事者から、この制度の意義を語ってもらうことで（肉声を聞くことで）、研修会に参加している自治体職員にとっては、協働提案事業の意味を考える実践的な研修になると思ったからである。
　協働提案事業であるが、この制度は、行政の土俵内の事業という制約を受けるから、早晩、行き詰まってくる。土俵を広げ、新たな参入者を求める施策もあわせて考えていくべきだろう。
　一緒にお昼を食べたが、いつもながら、愉快なメンバーであった。