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マロンが、椎間板ヘルニアになった。昨年、合宿に行って、気に入った男の子がいて、一日中マウントごっこしていたのが原因らしい。
帰ってきて、調子が今一つそうだったが、元気そうだったので、様子を見ていたら、1月になって、まともに歩けなくなった。ダックスにとって、ヘルニアは、つきものであるが、かわいそうなことをした。
そこで、近くの動物病院に行ったり、ネットで名医といわれる病院に変わったり、さらには、針治療にも何度か通った。なかなか良くならないし、何よりも痛そうなので、思い切って、川崎の高津区久地にある日本動物高度医療センターに行った。ここは二次病院で、動物病院の紹介が必要である。
そこで、血液検査やMRIを取ってもらった。寝台に寝て、機械のなかに入るあの検査である。動物用などは、開発されていないから、きっと、人間用の機械をそのまま転用しているのだろう。輪切りの写真を見ると、確かに脊椎が潰れ、黒くなっている。
そこから、手術するか大いに悩んだ。脊椎なので、失敗するとむしろもっと悪くなる。悩んだ末、手術を選択することとした。それでも、私たちの判断は、正しいのか、大いに悩んだ。
術後の様子は、幸い良好で、悪かった期間が長かったので、2か月は歩けないと言われたが、手術の翌日行くと、点滴の痛み止めで、多少、ふらついているが、元気で歩き回っていた。その翌日は、もう飯をバクバク食べて、しっぽをビンビン回していた。まだ様子を見ないといけないが、きっと大丈夫だろう。
犬は、保険がきかないので、費用もかかる。検査だけで20万円になった。手術代を含めると、大変な額になるだろう。でも、夫婦二人、贅沢をせず、つつましく暮らしているので、良しとしよう(病院代で、新規でマロンが3匹買えるという話もあるが、そういうことではない)。