松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆会津若松・白虎隊あらわる(相模大野)

2009-07-30 | 1.研究活動
 会津若松市議会の総務委員会の議員さんが、自治基本条例の研究のためにサガジョにやってきた。やや年配の白虎隊である(紅一点もおられた)。
 会津若松市議会では、すでに議会基本条例を制定しているが、私は、議会基本条例が本当にねらうのは、市民とたくさん意見交換をする機会をつくり、市民の思いを議会・議員が取り入れられるような仕組みを整備することであると考えている。それを怠ると、議員定数削減論-議員不要論となり、そのつけは、結局は、住民に戻ってきてしまう。議員さんには、大いに奮闘してもらいたいし、その奮闘の仕組み、とくに市民の意見、思いを取り入れる仕組みをつくるのが議会基本条例である。
 その会津若松市で、今度は議会が主導して自治基本条例をつくろうと考え、その勉強にサガジョまでやってきた。
 電車の関係とかで早めに到着したので(私も早く学校に行っていてよかった)、たっぷり2時間以上、意見交換をした。自治基本条例の評価は、人によってさまざまで(それでいいと思う)、さまざまな観点から有意義な意見交換ができた。
 この意見交換のなかで、おそらく共通認識に立てたのは、自治基本条例というは、民主主義を実践する機会・手段という点である。考えてみると、私たちは、これまで民主主義を自分たちの問題として、問い直し、試みる機会があっただろうか。戦後、空から振ってきた民主主義をフツーの市民一人ひとりが、自分たちの問題として問い直す機会が、この自治基本条例である。こうした機会はめったにないのだから、大事に使ってほしいというのが私の思いであり、そのために、大いに助力しようというのが、私のスタンスである。あらためて、自治基本条例の意義を考えるよい機会となった。
 会津若松は、東山温泉、芦ノ牧温泉にとまったことがあるが、ここ10年は行っていない。これを機会に、今度、行ってみることにしよう。
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