松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆市民による自治基本条例の検討(つくば市)

2010-10-01 | 1.研究活動
 つくば市で、自治基本条例の検討が始まった。私も少しずつ参加することになった。
 つくば市の方式は、協働市民+公募市民で検討する方式である。全員公募方式という方式もあるが、どんなに集めても、30人から40人の参加にとどまってしまう。人口20万人からみれば、どのみちたいした数ではない。だから重要なのは、集まった人たちが、市民に働きかけ、たくさんの市民に問いかけることだと思う。そうすると、何千人もの市民が、この条例づくりにかかわったことになる。実践活動をしている協働市民は、この際、実に頼りになる。
 今回は、3回目の会議ということである。ミニ講義と意見交換になった。メンバーが出した自治基本条例に関する疑問、聞きたいことというメモがあったので、それを踏まえて話をした。質問がよかったので、本質的なところにさかのぼった話ができた。意見交換も面白かった。ざっくばらん話ができた(調子にのって、オデンの話をしたのはいいすぎ)。
 市役所の職員の皆さんも、市民が、最初から考える会議は初めてで、不安に思っているだろう。今は、後ろのほうにいるが、そのうち、一緒に入って、気楽に参加できるようになる。とくに若手職員も、こうした会議に参加してもらいたいと思う。
 横須賀・つくば市は、ゆっくりいくと3時間近くかかるので、そうは行けないが、また、ゆっくり参加する時間もあるだろう。
 つくば市では、桃太郎旗をつくった。まずは、桃太郎旗である。
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