和歌山市職員研修の2回目になった。6月に一度研修を行ったが、その確認研修のような位置づけである。宿題も出していて、それも発表してもらった。
私の法務研修は、法制執務、法律の範囲内、立法事実の3本立てになっている。
法制執務は、多くの一般職員が時間を使って勉強する必要はないと考えているので、法制執務といっても、単なる技術は教えない。それはテキストを読めば済むからで、本に書いてあることをわざわざ、講師から教えてもらう必要はないと考えるからである。法制執務でも、法務の本質にさかのぼった演習をやっている。
今回は、立法事実の残りをやった。ほかの町の条例文を持ってきて、わが町の条例をつくるといったことは、やってはいけないことで、わが町で、本当に必要なものを考えるのが立法事実である(ほかの町の条例を仮の目標づくりに使うことは大いに結構だと思う。ただ、気をつけないと、その枠にとらわれてしまう)。この立法事実の演習は、汎用性があり、有効だと思う。最後の投票も行ったが、拮抗して、面白い研修となった。最後に言ったが、「政策法務は難しくない」というのが私の結論である。その場で、いろいろなことをやる私の研修では、今回も事務局のメンバーには、いろいろとお世話になった。感謝申し上げたい。
和歌山は、歴史のあるまちである。江戸時代に入って、徳川御三家の紀州藩がおかれた。なぜ和歌山なのかであるが、大阪や江戸へ海運の要所だからということである。たしかに当時は、海運が主力の輸送手段であり、ここはポイントの場所ということなのだろう。
ただ、その和歌山も昭和20年7月に大空襲にあい、お城や町がすべて焼け野原になってしまった。古い町であるにもかかわらず、歴史的な地域が残っていないのはそのためである。本当にもったいないことだと思う。他方、和歌山市街地の道路は広く、のびのびとした街になっているのは、戦災のせいだろう。
和歌山の職員には、和歌山県の中心であるという安定感と、他方、関西圏のなかで大阪一極集中が進む中での和歌山県という、微妙な立ち位置のなかで、大いに頑張ってもらいたいと思う。
今回は、夜に和歌山にきたので、じっくりとお土産を見る時間がなかった。歴史があるまちなので、魅力的なお土産があるはずであるが、それを探す時間がなかった。結局、ラーメンというワンパターンになってしまった。それゆえ、経済効果は、きわめて少なかったことを告白しなければならない。
私の法務研修は、法制執務、法律の範囲内、立法事実の3本立てになっている。
法制執務は、多くの一般職員が時間を使って勉強する必要はないと考えているので、法制執務といっても、単なる技術は教えない。それはテキストを読めば済むからで、本に書いてあることをわざわざ、講師から教えてもらう必要はないと考えるからである。法制執務でも、法務の本質にさかのぼった演習をやっている。
今回は、立法事実の残りをやった。ほかの町の条例文を持ってきて、わが町の条例をつくるといったことは、やってはいけないことで、わが町で、本当に必要なものを考えるのが立法事実である(ほかの町の条例を仮の目標づくりに使うことは大いに結構だと思う。ただ、気をつけないと、その枠にとらわれてしまう)。この立法事実の演習は、汎用性があり、有効だと思う。最後の投票も行ったが、拮抗して、面白い研修となった。最後に言ったが、「政策法務は難しくない」というのが私の結論である。その場で、いろいろなことをやる私の研修では、今回も事務局のメンバーには、いろいろとお世話になった。感謝申し上げたい。
和歌山は、歴史のあるまちである。江戸時代に入って、徳川御三家の紀州藩がおかれた。なぜ和歌山なのかであるが、大阪や江戸へ海運の要所だからということである。たしかに当時は、海運が主力の輸送手段であり、ここはポイントの場所ということなのだろう。
ただ、その和歌山も昭和20年7月に大空襲にあい、お城や町がすべて焼け野原になってしまった。古い町であるにもかかわらず、歴史的な地域が残っていないのはそのためである。本当にもったいないことだと思う。他方、和歌山市街地の道路は広く、のびのびとした街になっているのは、戦災のせいだろう。
和歌山の職員には、和歌山県の中心であるという安定感と、他方、関西圏のなかで大阪一極集中が進む中での和歌山県という、微妙な立ち位置のなかで、大いに頑張ってもらいたいと思う。
今回は、夜に和歌山にきたので、じっくりとお土産を見る時間がなかった。歴史があるまちなので、魅力的なお土産があるはずであるが、それを探す時間がなかった。結局、ラーメンというワンパターンになってしまった。それゆえ、経済効果は、きわめて少なかったことを告白しなければならない。