松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆行政評価委員会(白岡市)

2017-08-18 | 1.研究活動

 お盆明け、スタートは白岡市の行政評価委員会である。

 白岡市は、昨年、総合振興計画の委員をかなりの無茶ぶりで頼まれて、その縁で、学生たちが参加したまちづくりフォーラムのお手伝いをし、その流れで、今回の行政評価委員会となった。また、今年の冬には、市役所のメンバーと学生たちが、企画運営する「こどもフォーラム」がある。

 私は、さほど委員をやっているほうではない。考えてみると、新城市や焼津市には、何度も行き、フォーラム等のお手伝いをするが、別に委員ではないのだろう。焼津のまちづくり集会では、アドバイザーと紹介されたことがあって、「へえそうなんだ」と自分で、驚いたことがあった。アドバイザーといっても、辞令をもらっているわけではないし、謝礼をもらっているわけではないので、一般名詞的な意味なのだろう。新城市でも、若者政策のアドバイザーという紹介されたこともあるが、事情は同じようなものなのだろう。

 来年、大学を退職し、名刺の肩書に、〇〇市アドバイザーと書いたら、これは詐称になるのだろうか(書かないけれども)。

 現在は、委員は、空き家、景観、自治基本条例、区民会議の委員をやっている。同業者では、少ないほうではないか。人気がないのだろう。何を言いたいのかというと、いくつかの委員をやるので、自治体ごとの特徴があることに気が付くということである。このうち、白岡市は、丁寧な自治体で、会議の公開規定も、委員会ごとの独自に制定する。会議録も要旨ではなくて全発言の会議録をアップするというやり方である。

 そこで、今回、効率性、効果性を追求する行政評価委員会なので、①委員会のたびごとに、公開規程を作るのは、手間もかかるし、意味も乏しい。共通の公開規程を作り、全市的にこれによると決めたら、ずっと時間短縮ができるのではないか、②会議録も、読む人の立場からみると、全発言議事録は読みにくいので、要旨の議事録で行こうと提案した。②については、さっそく、やってみることになった。

 私が参加する委員会では、事務局の説明を聞いて、それで終わりいうことにはならない。今回も進行表には、「円滑に進むようご協力をお願いしたい」と書いてあったが、まず、みんなに対して、「実は進行表には、円滑にと書いてあるが」とツッコミを入れてから、「円滑よりも活発に発言して」とお願いした。ほかの委員さんもこれに呼応して、第1回目のスタートから、活発に発言する会議となった。

 みんなの知恵や経験を引き出せる、そんな会議としたい。もちろん会議は、公開である。ちなみに、今回は傍聴者が2名きてくれた。

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