DIVE TO BLUE

上へ上へ!心と体力急成長中!
自由で真摯なビックハート。
気合いと度胸でトップを目指す
新たなる挑戦の日々。

本音の恋。

2007-01-18 23:32:35 | 恋愛

私の持つ恋愛観はおよそ対極なふたつの思想を持つ。
ひとつは移ろう当てにならない感情による熱、よって冷静に対処。
ひとつは心の真ん中で好きになってどうしようもなく自分の有り方に対して
真摯に考えること。相手と自分と真摯に向き合うこと。

私はふと思ったのだ。ヒメ子に恋してよかったって。こんなに心の真ん中で
人を好きになれた。今まで本気で好きになったのはヒメだけだった。
こんなに今ヒメ子に恋してるんだ。逢いたい。そんな気持ち。
だからこそ叶えたいんだ。君が好きだ。ただそばにいてほしい。
誰よりもこの僕といてほしいのだ。君が寄り添う未来がただ欲しい。

先輩に恋をしていたのは本当に憧れからくる恋だった。
振り向いてくれるとドキドキして。一年生からの憧れの先輩。
一生懸命背伸びして。振り向いてくれるだけで目が合うだけで幸せだった。
大切な大切な思い出。高嶺の花への憧れ。

等身大の大本命の恋がヒメ子。いつまでもこうして一緒にいたい。
こうやって過ごしていきたい。護っていつでも味方でいよう、護ろうって。
大切にしていこうって本気で思ってる。一緒にいて笑って。
そんな想いが届けばいい。今はただ距離を置いている。それが必要な気が
している。少し考える時間が必要だ。

ノルウェイの森

2007-01-18 12:41:02 | 恋愛

ベットに座る。夜に着信が鳴る。スピッツの空も飛べるはずが軽快に。
野宮さんからだ。仕事帰りで寂しくなったからと。子供みたいな人だ。
メールのやりとりをする。
枕元にはヒメ子から借りたままの‘ノルウェイの森’が置いてある。
私はページをめくり失われ過ぎ去った時間に想いを馳せる。
     
そして私の胸は不思議なくらい君を描くのだ


そばにいてずっと君の笑顔を見つめていた 移りゆく瞬間をその瞳に住んでいたい


ページひとつひとつ、行ひとつひとつに意味を感じて響くのだ。
この素晴らしい感動を彼も同じく覚えているのだと思う。

約束をした。再来週の日曜日。彼は行く場所を考え、楽しみで眠れないと
言っていた。気持ちは分かった。だってまるで自分見てるみたいだもの。
ヒメ子との食事、観覧車、ふたりきりの帰り道―とても幸せだったから。

私ヒメ子が大好きだ。この気持ちを伝えたい。親友のことば思い出す。
「告白は気持ちを伝えることでしょ?その気持ち伝わっていないのだから
ちゃんと伝えなよ?」って。

この気持ちさえヒメ子に不安に思われている。自分への誠意。
いもしない他の男想像して、傷ついたような顔する子供らしい君は。
なんとも思っていないのなら振り向かないで放っておいてくれよ。
君が私を見て見惚れたりするから、傷ついたような顔するから、なんにも
ないなんて言うから・・・・・。

だけどほんとに振り向いてくれなくても、私は貴方を愛している。
どんなに不毛でも可能性がなくてもこの胸が君を描くのだ。
君だけしかいないのだ。この深い深い森の奥のような胸の内にたったひとり
輝いているんだ。息づいていてもうどうしようもないのだ。
ただ君を愛してるというだけでどうしてこうも動かされるのだろう。
大好きなんだ。届かない言葉が渇く。詰まっている想いが溢れ出ないように
涙が渇くように、なぜ君の前では素直になれないのだろう。強がるんだろう。
信じてほしい。君を愛する気持ちは確かで強くまっすぐで暖かいものであると。

私はこの本を貴方に返す。そして同じもの―この本を自分の手元に置こう。
ふたつにわかつのだ。あの人はこの本を同じく手元に置いておかなければ
ならない。同じ想いを同じ感動をわかつ感性を持っているのだから。
反応するのだから。心の真ん中を確かに動かすものだから。
僕の気持ちをのせて渡そう。僕の真摯な気持ちと一緒に。君があきれるほど
好きなんだ。