『ビジュアル 類人猿 -最新研究が明かす生態と未来-』
日経ナショナルジオグラフィック社を買いました。
「東京動物園協会」の季刊誌『どうぶつと動物園』と一緒に広告が入っていたからです。
値段が高い、本自体が重い・・・(れいなちゃん赤ちゃんよりでかい…)
でも中身も濃いぞ重いぞという感じです。
だって、憧れのゴリラ先生「山極寿一」さんが日本語版監修ですもの。
『裸のサル』の著者デズモンド・モリスの本です。
(デズモンドさんのことは、有名な学者さんなのでしょうけどよく知りません)
チンパンジー、ボノボ、ゴリラ、オランウータン
大型類人猿の身体の特徴、食べ物、社会生活などなどが書かれています。
デズモンドさんは、書きます。。。
「地球上には、7種の大型類人猿がいるが、そのうち6種は絶滅の危機にさらされ、
残る1種だけがやたらと繁栄している・・・」
消えそうな6種とは、
「ニシゴリラ、ヒガシゴリラ、チンパンジー、ボノボ、ボルネオオランウータン、スマトラオランウータン」のことです。
そして、絶滅とは無縁に生きている1種とは、
私たち「人間」のことです。
同じ人類同士だと考えると
そんなことが許されていいのだろうかという気持ちになります。
(野生動物の絶滅は、人間や地球そのものの終わりを加速させる部分はあると思うのですけどね・・・)
ぐずぐずしていると、本当に手遅れになってしまう・・・
便利な生活に慣れた「裸のサル」は、その生活を捨てることはできないけれど
仲間の絶滅を防ぐ方法はないか、少しでも考えていきたいと思うのです。
『旭山動物園』のオランウータン、モリトくんのミニ彫刻を作るのに
どんなポーズがいいのか考えています。
彫刻の安定感は大切にしつつ、
モリトくんらしいポーズはどんなものがいいのかということです。
モモちゃんは、体育座りをしています。
ポーズを考えるために、写真を眺めていて
モリトくんの癖を発見しました。
よく口を尖がらせているのです。
どんな顔をしていても、
モモちゃんの面影もあるモリトくん、すんごく可愛いです。