『多摩動物公園』ボルネオオランウータンのユキさん(39歳♀)です。
「福岡」の動物園がリニューアル工事のため
「多摩」に移って来ています。
いずれは、福岡に帰るのでしょうか。
今日の「朝日新聞」多摩版に
ユキさんのことが載っています。
ぞうきんを絞り、窓を拭く
「オランウータン」として紹介されているのです。
ユキさんは、3歳の時まで人間に飼われていました。
しかし、世話が大変になった持ち主が、札幌「円山動物園」に相談し
大人になるまで「円山動物園」で過ごしました。
その後、
「円山」→「福岡」→「多摩」と
思った以上に大変な人生を送っています。
窓拭きは、飼われていた時に覚えたのではないかと思われます。
私も含めてですが、
多くの人は、動物をすぐ擬人化し、同じところを見つけるとすごいと思う傾向があります。
窓を拭くのがすごいのではなく、
「オランウータン」がいかに好奇心旺盛で器用なのかってことを
強調してほしいと思います。
『多摩動物公園』には、国内34人のうち10人のオランウータンが
暮らしています。
全員が長生きし、赤ちゃんもどんどん生まれてほしいです。
「福岡」の人には悪いけど、
ユキさん、このまま『多摩』にいてくれないかなぁ~。