とりあえず一言。わたしはキヤノンが嫌いだ。キヤノンなんかだーいっきらいだ!
先年崩御されたタイ国ラーマ王朝9代目プミポンアドンヤデート国王陛下は、いつまでたってもタイの王様です。大王様です。ここだけはゆずれない、新国王陛下では王様とは呼べないんです。私メを始めとしてタイ国民にとって「王様」とはプミポン陛下以外にはいらっしゃいません。
タイも新国王の御近影の紙幣にどんどん切り替わって行きますので、今のうちにやっておかなければならない事としてこの企画を起てて見ました。
プミポン国王はキングプロジェクトでタイの各地を視察去れた時に、首からカメラを下げて写真を撮られていました。多趣味な王様ですが、カメラ・写真のご趣味って我々と同族とし不敬ながらも親近感を禁じえません。きっとプミポン国王の写真で写真集を出されたら、タイの近現代の重要な歴史資料になることでしょう。その写真集欲しいぞ。 この1000THB札の裏面に記されたプミポン国王の御近影の胸元にはカメラも描かれています。この絵の元になった写真で現物も確認できますが、CANON社は新しいカメラを発売する度に一台、贈答すればいいにね。
で、なにが言いたいのかって言いますと、この時代の王様のご利用になられたカメラ、CANON EOS1000ではないかな?と、踏んで見ました。ちょうどEOS KISSが出る前のEOS 10シリーズのデザインです。レンズもこのキットレンズみたいだなと踏んで見ました。
プミポン国王陛下は国民に「足るを知る」と、説いた方ですので、フラッグシップではなくより民衆的なひとつ下のクラスのカメラを選ばれたのだと思いたいのです。別にEOS 1でも国民は何も言わなかったと思いますが、普通に使う分にはこれで十分だって判断を王様はされたのでしょう。
でもきっと。シリキット女王陛下に「王様、まーたカメラ買われたのですか?」なんて言われたかも?しれませんけどね。
王様はなんだかそう言った所も親近感が湧きます。できる事ながらご存命中に王様と写真の話しをしてみたかったです。きっとネット上にハンドルネームでいたのではないかな?などと勘ぐってしまいます。
タイが、他のアジア諸国と違って一歩先んじて経済成長しているのも全て王様のお力に寄る所が大きいのは明白です。王様はまず国民が等しく食べて行けるって所に力を入れたのでしょう。タイ人みなさん笑顔が絶えません。お腹が空いていたらいらいらして笑顔になれませんもの。
いまどき、フィルムのEOSを使うだなんてのは酔狂でしょうけれども、気持ちの問題でちょっと優しい気分になって撮れたような気がします。
王様、他にもカメラいろんな種類を使われていますので、今後の研究にしたいと思います。でもなぁ。Canonばっかなんだよなぁ。