わたしは学校統合や保育所の跡地利用について伺いました。
私はこれまで跡地は福祉施設にしてはどうかと提案してきた。
その利点の1つは、ほかの町の施設を利用していた方が地元で暮らせるということ。
2つ目は雇用の場が生まれるということである。
各地のまちづくりセンターを見ればわかるように職場があれば想定したよりも若い方々が勤めている。外に出て行くのを防ぎ、出て行った方を呼び戻す。一石二鳥の取り組みである。
そんな時福祉事業は儲からない事業であることが問題となる。最初はボランティアで始まったのだろうから当然だろう。
車椅子の方がいれば2階以上にはエレベーターが必要になる。
建物の改修や風呂の設置などが必要になったりすることもある。
事業や利用の仕方により、地域や建物の規制や法律が違ったものになる可能性もある。
また、元中学校の体育館は災害時の避難施設になっている。
東日本大震災のときも南相馬の方がひっぽ中学校に避難したが、お風呂や停電のときの発電機など確保の難しい部分があった。
福祉施設ならば、一般の高齢者も災害のときに利用可能な部分が多々ある。隣にある施設として災害時に協力をして支援などができるように協定を結ぶなどしてそれらの負担の助成なども含め、支援を積極的に行い、誘致を進めるべきである。
高齢者や障害者のかたが生まれ育った町で介護を受けたり仕事をしたりする。それを見守る就労の場も生まれる。災害のときは避難された方は協定によりいくらかでも快適な生活ができる。町長の望んでいるような町の姿と思うが町長の考えを伺う。
という内容でしたが、再質問をしても町長には私の思いが伝わらなかったようです。
簡単に言うと大内中学校は「はらから福祉会」が障害者の作業所として利用したいと行っていますが様々な整備が必要で、その負担に対して町の援助の要望書を保健福祉課の課長に出しています。それらの支援をよろしくお願いしたいということでしたが、町長は要望書が出されているのを知らないようで、「要望があった時に、話し合って決める」ということでした。
筆甫中学校跡地については筆甫の自治組織が高齢者介護施設として運営したいと財政課に計画書などを提出して相談しているのに、町長は何も知らされていないようで、「子供たちの学習施設を検討している」という答弁でした。3階建ての校舎を福祉施設として利用するにはエレベーターやお風呂が必要だがそれに援助をしてはどうかということでしたが伝わりませんでした。
まえの町長の時も思いましたが、案外、職員から何も知らされない裸の王様的なところがあるのかなと思ってしまいました。
質問が遠まわしすぎたかなとか、原稿が下手だったとか、大切なことだっただけにしきりに反省するばかりです。何も知らされてない人に知ってると思って安易に考えてしまいました。
追伸
19日、財政課長に「計画書は貰ってません。どうゆうふうにしたらいいのか相談されたので、教えただけです。」と言われました。
議員の私のほうが裸の王様なんでしょうね
それでも、計画は完成したようです。
問題は運営の自己資金ですね。そのためにも余計な出費を減らし、町などの支援も必要です。