還り見れば酔生夢死か?

80歳代の聾人でネットの話題を書いています。足が悪いので家で得ることが出来るネット情報と私自身の唯我独尊の偏向文です。

昨夜は私一人のクリスマス・イブの夜だった。

2008-12-25 18:15:50 | ネタ

昨夜は私一人のクリスマス・イブの夜だった。

過去形で書いているのは今は25日の朝だからです。

昨夜は早く我輩だけの夕食の用意をしてカミさんは教会に出かけて行ったのだ。

「9時ごろまでには帰れると思うから・・」と言って出かけた。出かけに

「あんた 大丈夫?」

「なにが?子供じゃ~あるまいし・・」

我輩はパソコンでネット・サ~フンをしながら振り向きもしない。

クリスマスか~ァ~ちょっと遠い昔のクリスマスを思い出した。

昭和38年ころか?吉信ちゃん事件があったころだ。

銀座で地下1階 地上6階のビル建設工事に次席として従事していた。

クリスマスの夜は所長が

「きょうはクリスマスだ、これで・・・・・」と封筒を渡されて現場の後始末をして現場を出たのは午後8時頃 同僚と二人で早速 現場 近くのスナックに入った。

お店はまだ早いらしくお客さんの姿は見えない。

二人のホステスさん(当時どのように呼ばれていたか忘れたが?)がカウンターに座った私たちの両脇に座り相手をしてもらった。

暫くして、このお店に誰かが入って見えた。

すると、そばに居たホステスさんはさっと立ち上がり

「わ~ァ~・・・」と言いながら入り口に殺到した。

我輩がポカンとして見ていると同僚が

「○○さん あの人 二谷英明・・・だよ」

「えッ 二谷英明???」

「そうですよ・・・」

ソバに誰もいなくなり暫くは二人でビールをさしあい静かに仕事や会社のことを話しあいながら飲んでいた。

「あらッ まだ居たの?」スットンキョウな声がして先ほどの一人のホステスさんがそばに来た。

なんだか我々一見(イチゲン)さんはお呼びでなくホントにお邪魔さんらしい?

「おい 帰ろう」

「そうしましょう」と勘定はかなり高い気がしたが?勘定を済ませて渋谷に出かけた。

でも銀座ではコレが普通ではないかなとも思った?

お陰で封筒の中身はかなり軽くなった。

後は何時も行っている渋谷の恋文横丁の小さなお店でオダを上げて何時ものように、ご機嫌よく“デキアガッタ”ことを思い出した。

そうそ、メイン通りにでると周りは三角帽子を被りクラッカーを派手に鳴らしハチャ・メチャに騒ぐサラリーマンらしき人が大勢見られた。

そんな思いをしながら、ふとTVを見ると大東亜戦争の秘話のような内容の映像が見えて、そちらに引き込まれた。

登場する人物に知っている方が多い。以後TVに引き込まれた。

9時すぎにカミさんが帰ってきたがTVを見続けた。

かなり東條英機のイメージが我輩が思っていたことと異なる。

このTVの映像の内容の全てを信じることは些か疑問点が多すぎた。

戦争の陰に徳富 蘇峰http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%B3%E5%AF%8C%E8%98%87%E5%B3%B0
と言う途方も無い人物の暗躍があったようだ。

我輩は当時 子供であったが、大人になり徳富蘆花の「不如帰(ホトトギス)」などは読んだが、まさかこの人物が蘆花の五つ歳上の兄とは知らなかった。

こんなところが我輩の抜けているところだ!

カミさんに言うと

「あなた・・・物知りのようで案外 常識がないのね!」と一喝された。

その上に

「徳富蘆花はあれだけ有名な作家なのに、この兄貴に物凄く劣等感を持っていたようだよ」とまで言われる。

ざま~ァないね!一杯飲んで寝るか?

クリスマスに備えて取り寄せた六花亭の“ホワイト・チョコレート”を焼酎の魚にして飲む!デジカメを何処に置いたか?見当たらない。

またの機会に“ホワイト・チョコレート”の写真を掲載します。

モウロク・ジィはとっくに過ぎた!真夜中の12時近い。

これが昨夜のクリスマス・イブの夜だった。






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2 コメント

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クリスマスイブ (沼じじ )
2008-12-26 08:21:40
クリスマスイブは私も一人でした。家内は娘家族と食事会、私は年賀状の添え書きでした。
TV「日米開戦と東条英機」は録画して後日見るつもりです。
だんだんクリスマスとも関係がなくなりました。
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沼じじさんへ (osamu)
2008-12-27 07:38:57
”昭和は遠くなりにけり”です。
昔は”明治は・・・”でしたが、何時の間にかそのようになりました。年賀状カミさんに尻を叩かれ叩かれ印刷しまして25日に出しました。
来年はなんとか元日に間に合うかも?珍しいことだ!と皆さん返って心配されるかも?
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