前オランダ女王の日本への配慮

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金言:日蘭近づけた前女王＝西川恵　毎日新聞 2013年05月03日　東京朝刊


http://mainichi.jp/opinion/news/20130503ddm003070115000c.html　以下全文

金言:日蘭近づけた前女王＝西川恵　毎日新聞　2013年05月03日　東京朝刊

　＜ｋｉｎ−ｇｏｎ＞

　オランダのウィレム・アレクサンダー新国王の即位は、日本の皇太子ご夫妻の出席もあって連日報じられている。

一方で我々は、引退したベアトリックス女王が日蘭両国の友好に果たした役割についても記憶にとどめておいてしかるべきだと思う。

　日蘭には大きな認識ギャップがあった。

日本にとってオランダはチューリップと風車と共に、江戸時代は出島を通じ世界の文物と情報をもたらしてくれた国で、親近感がある。

しかし大半のオランダ人は江戸時代の交流を知らず、日本に直面したのは第二次世界大戦時。オランダ植民地だったインドネシアを占領した日本軍はオランダの兵士と民間人を強制収容所に入れ、食料不足などで約１７％（約２万２０００人）が死亡した。

　旧オランダ植民者とその家族たちの日本への恨みは、両国のノドに刺さった骨だった。

１９７１年、昭和天皇が非公式訪問した際には激しいデモに見舞われ、投げられた魔法瓶で車の窓ガラスが割れた。

日本の首相が植樹するとすぐ切られることも続いた。

　状況を変えたのが２０００年の天皇、皇后両陛下の国賓訪問だった。

ベアトリックス女王は周到な準備で迎えた。

最大のイベントである両陛下の戦没者記念慰霊塔への献花式のため、少年時代、インドネシアの強制収容所で両親を亡くしている退役将軍を宮殿に招き、じきじきに両陛下の脇を固める随従役を依頼した。

　このハウザー元将軍は「日蘭の懸け橋になってほしいと女王は願われたと理解した」と私に語っている。

妨害行為があればすべて台無しという緊迫した本番で、市民が見守る中、両陛下は献花し、長い黙とうをささげた。

終わった時、女王の目には涙が光っていたという。

　４日間の滞在中、両陛下には女王か、妹のマルグリート王女が同行し、人々に「両陛下は大事なお客さま」と示した。

当時、駐蘭大使だった池田維（ただし）氏は「女王は訪問成功に決定的な役割を果たされた。以後、両国関係は新たな段階に入り、オランダの人々も昔の日本との交流に目を向けるようになった」と語る。

　ベアトリックス女王と両陛下の交流は長く、深い。

昭和天皇の大喪の礼の時、オランダは外務大臣を送ったが、女王は手紙で「両国のため自分が出席しない方がいいと判断した」旨、説明された。

９１年に国賓で来日した時は、日本に厳しいスピーチをやらねばならないことを事前に伝えている。その太い絆は、一首相では成し得ない成果を生んできた。（専門編集委員）

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つぶやき

　このような余り知られていない事実をもっとマスコミは日本国民に知らせないとダメだ。なにかと言うと自国（日本国）を辱める記事が多い。

金日成には最敬礼をし天皇陛下にソックリ反っている元衆議院議長がいたが・・・それほど天皇陛下が嫌なら正月の式典に出席をせねばいいだけだが・・・その配慮すらないバカがいた。このような奴が昨年また衆議院議員に当選している。

竹島は韓国領と発表した北海道教職員組合が押している議員だ。

東日本震災での皇室の慰問は当時与党議員のだれよりもはるかに大きい安らぎを被災者に及ぼしている。皇室ならでの出来ぬことである。





追記　↓　

「ネズミ肉」羊肉に偽装　中国、食品犯罪２千件摘発　2013.5.4 12:02 　以下全文

中国の公安当局は１月末から３カ月間、食品安全に関わる犯罪の集中取り締まりを実施し、ネズミの肉を羊肉に偽装して販売していた事件など計２０１０件を摘発し、容疑者計３５７６人を拘束した。中国メディアが３日伝えた。

　このうち江蘇省無錫市の公安当局などは偽装羊肉の販売に関わっていた６３人を拘束。このグループは２００９年以降、検疫を経ていないキツネやネズミの肉にゼラチンなどを加えて羊肉と偽り、江蘇省や上海市の市場に大量に売っていたという。

　集中取り締まりでは、安徽省、福建省などで病死した豚の肉を販売していた事件も摘発した。（共同）

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↑　怖いですね～　怖いですね～　中国の富裕層の方はお米は日本産以外の米は買わないそうです。それも中国国内では偽物が多いとか？日本産の食べ物の信用は絶大なようです。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/130504/chn13050412030003-n1.htm