老後は田舎で? 都会で?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100719-00000001-jct-soci
過って我輩も会社員時代 定年後は田舎に帰ってほんの少しの面積でいいから畑仕事をしてみたいと思っていた。と言って我輩に百姓の経験があるわけではない。
精々 肥え桶を祖母と共に担いで家から畑まで行ったくらいで、畑では草むしりをしたくらいだ。
亡き父も定年退職後 親戚の農地の一部を少し(約10坪?)借りて畑仕事を始めた。
ある日 父に農作業の経験があるとは知らなかったので聞いてみた。
「父さん 畑仕事をしたことがあるの?」単純な疑問だった。
「子供の頃にちょっと手伝ったことはある・・・」ということだった。
「大丈夫?」と重ねて聞くと
「ジャガイモやトマトくらいは作るぞ・・・」自信たっぷりな答えだった。
「そう でも解らないときは川下のおばさんに聞けばいいからね・・・」
その場はそれで終わった。
翌日 私は東京に帰った。
その後、ある時 何かの折に帰省した時に父から言われて、その畑に手伝いに行ったことがある。
収穫物を入れる大きな籠を自転車に載せて父と一緒に畑に行った。
畑に着くと
「ここにジャガイモを植えている。もうポツ・ポツ収穫してもいい頃だと思うから手伝ってくれ・・・osamu に今晩は美味いジャガイモを食べさせてやるぞ」と、なんだか嬉しそうに父は言う。
幾条かの畝には確かにジャガイモらしき葉っぱが少々頼りなげにチョロ・チョロと並んで見えた。
「なんだか弱・弱しいね」と感じを言うと、流石の父もちょっと、そう感じたのか・・
「まァ 掘ってみよう・・」と掘り始めた。
我輩も隣の別の畝を掘り始めた。
ところがそこに出てきたのは?・?・?・?
掘り出したジャガイモを手にして言葉を失った。
その後のことは、よく憶えていない。
父と二人で、また自転車に乗り帰宅したのだ。
勿論 篭の中にはなにもない。
帰りの道で父と、どのような話をしたかも思い出せない。
心のうちに農業の厳しさを悟ったような気がした。
父も想像外の出来事だったと思う。
父はその畑には週に何度かは行ってせっせと雑草とりや肥料を入れるなど手入れはしていたようだった。にも関わらず思いもせぬ結果は精神的にも相当シッョクを受けたのでは?と想像した。
その後 幾度か帰省したが畑の話は父としたことはなかった。
あの畑は、その後どうなったのか?私は知らない。
我輩も、以来 気楽に「農業をしたい」とは口にしなくなった。
農業は簡単に見えて難しい!
私の妹婿さんが定年後30坪くらいの広さの畑で季節の野菜を作っているが野菜は自給自足だとか?みごとなものである。
定年後は田舎で・・・というサラリーマンが多いが田舎で農作業をしてノンビリと余生を送る生活をしようと考えるのは都会生活に慣れたサラリーマンにはチト難しいのでは?とよそ事ながら思っている。
“住めば都“ 我輩はもう、ここ(三浦半島)が終の土地(ツイのツチ)になりそうだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ふるさとは 遠きにありて おもうもの・・室生犀星
↑ ふと このうたを思い出す。なぜか寂しいな~虚しい・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ふるさとは遠きにありて思ふもの
そして悲しくうたふもの
よしや
うらぶれて異土の乞食となるとても
帰るところにあるまじや
ひとり都のゆふぐれに
ふるさとおもひ涙ぐむ
そのこころもて
遠きみやこにかへらばや
遠きみやこにかへらばや
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1428791604
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
室生犀星 先生もふるさとに、なにやら事情があったようだ。
それにも関わらず”ふるさと”は、いいとおっしゃっておられるように感じる。
心の里? ウサギ追いしかのやま~ とつい 口すさむ・・・。
/////////////////////////////////////////////////////////
youtube より拝借
故郷 (唱歌)
正調ふるさとです。映像は切り貼りしました。
1. 兎(うさぎ)追いし かの山
I hunted rabbits on that mountain.
小鮒(こぶな)釣りし かの川
I fished for minnows in that stream.
夢はいまも めぐりて
I still dream about those days I spent when a child.
忘れがたき ふるさと
How I miss and long for my old country home.
2. いかにいます 父 母
Mother and father ― are they doing well?
つつがなしや 友がき
Is everything all right with my old friends?
雨に風に つけても
When the rain falls, when the wind blows, I recall
思いいずる ふるさと
My happy childhood and my old country home.
3. こころざしを はたして
Some day when I have done what I set out to do,
いつの日にか 帰らん
I will return to where I used to have my home.
山はあおき ふるさと
Lush and green are the mountains of my homeland.
水は清き ふるさと
Pure and clear is the water of my old country home.
英訳:山岸勝榮(C)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
↑ 投稿者の説明です。
もう一件 ↓
Yuki Saori - Furusato 故郷
/////////////////////////////////////////////////////
昨日(20日)はこのニュースで持ちきりだった。私も北朝鮮に不法に拉致された方々の悲しみはよくわかる。わが国が国の機能をなしていないことにも何時も腹立たしく思っている。かの国は数百年昔の山賊行為と同じだ。このニュース ↓ に、吊りこまれたのか?柄になくふるさとを思い起こされた。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/100720/kor1007202153011-n1.htm
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100719-00000001-jct-soci
過って我輩も会社員時代 定年後は田舎に帰ってほんの少しの面積でいいから畑仕事をしてみたいと思っていた。と言って我輩に百姓の経験があるわけではない。
精々 肥え桶を祖母と共に担いで家から畑まで行ったくらいで、畑では草むしりをしたくらいだ。
亡き父も定年退職後 親戚の農地の一部を少し(約10坪?)借りて畑仕事を始めた。
ある日 父に農作業の経験があるとは知らなかったので聞いてみた。
「父さん 畑仕事をしたことがあるの?」単純な疑問だった。
「子供の頃にちょっと手伝ったことはある・・・」ということだった。
「大丈夫?」と重ねて聞くと
「ジャガイモやトマトくらいは作るぞ・・・」自信たっぷりな答えだった。
「そう でも解らないときは川下のおばさんに聞けばいいからね・・・」
その場はそれで終わった。
翌日 私は東京に帰った。
その後、ある時 何かの折に帰省した時に父から言われて、その畑に手伝いに行ったことがある。
収穫物を入れる大きな籠を自転車に載せて父と一緒に畑に行った。
畑に着くと
「ここにジャガイモを植えている。もうポツ・ポツ収穫してもいい頃だと思うから手伝ってくれ・・・osamu に今晩は美味いジャガイモを食べさせてやるぞ」と、なんだか嬉しそうに父は言う。
幾条かの畝には確かにジャガイモらしき葉っぱが少々頼りなげにチョロ・チョロと並んで見えた。
「なんだか弱・弱しいね」と感じを言うと、流石の父もちょっと、そう感じたのか・・
「まァ 掘ってみよう・・」と掘り始めた。
我輩も隣の別の畝を掘り始めた。
ところがそこに出てきたのは?・?・?・?
掘り出したジャガイモを手にして言葉を失った。
その後のことは、よく憶えていない。
父と二人で、また自転車に乗り帰宅したのだ。
勿論 篭の中にはなにもない。
帰りの道で父と、どのような話をしたかも思い出せない。
心のうちに農業の厳しさを悟ったような気がした。
父も想像外の出来事だったと思う。
父はその畑には週に何度かは行ってせっせと雑草とりや肥料を入れるなど手入れはしていたようだった。にも関わらず思いもせぬ結果は精神的にも相当シッョクを受けたのでは?と想像した。
その後 幾度か帰省したが畑の話は父としたことはなかった。
あの畑は、その後どうなったのか?私は知らない。
我輩も、以来 気楽に「農業をしたい」とは口にしなくなった。
農業は簡単に見えて難しい!
私の妹婿さんが定年後30坪くらいの広さの畑で季節の野菜を作っているが野菜は自給自足だとか?みごとなものである。
定年後は田舎で・・・というサラリーマンが多いが田舎で農作業をしてノンビリと余生を送る生活をしようと考えるのは都会生活に慣れたサラリーマンにはチト難しいのでは?とよそ事ながら思っている。
“住めば都“ 我輩はもう、ここ(三浦半島)が終の土地(ツイのツチ)になりそうだ。
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ふるさとは 遠きにありて おもうもの・・室生犀星
↑ ふと このうたを思い出す。なぜか寂しいな~虚しい・・・。
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ふるさとは遠きにありて思ふもの
そして悲しくうたふもの
よしや
うらぶれて異土の乞食となるとても
帰るところにあるまじや
ひとり都のゆふぐれに
ふるさとおもひ涙ぐむ
そのこころもて
遠きみやこにかへらばや
遠きみやこにかへらばや
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1428791604
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室生犀星 先生もふるさとに、なにやら事情があったようだ。
それにも関わらず”ふるさと”は、いいとおっしゃっておられるように感じる。
心の里? ウサギ追いしかのやま~ とつい 口すさむ・・・。
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youtube より拝借
故郷 (唱歌)
正調ふるさとです。映像は切り貼りしました。
1. 兎(うさぎ)追いし かの山
I hunted rabbits on that mountain.
小鮒(こぶな)釣りし かの川
I fished for minnows in that stream.
夢はいまも めぐりて
I still dream about those days I spent when a child.
忘れがたき ふるさと
How I miss and long for my old country home.
2. いかにいます 父 母
Mother and father ― are they doing well?
つつがなしや 友がき
Is everything all right with my old friends?
雨に風に つけても
When the rain falls, when the wind blows, I recall
思いいずる ふるさと
My happy childhood and my old country home.
3. こころざしを はたして
Some day when I have done what I set out to do,
いつの日にか 帰らん
I will return to where I used to have my home.
山はあおき ふるさと
Lush and green are the mountains of my homeland.
水は清き ふるさと
Pure and clear is the water of my old country home.
英訳:山岸勝榮(C)
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↑ 投稿者の説明です。
もう一件 ↓
Yuki Saori - Furusato 故郷
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昨日(20日)はこのニュースで持ちきりだった。私も北朝鮮に不法に拉致された方々の悲しみはよくわかる。わが国が国の機能をなしていないことにも何時も腹立たしく思っている。かの国は数百年昔の山賊行為と同じだ。このニュース ↓ に、吊りこまれたのか?柄になくふるさとを思い起こされた。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/100720/kor1007202153011-n1.htm
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