一瞬の読み取り？

３ツの数字読み取れましたか？

近頃は毎朝　起床時に食事前の血圧を計っている。

血圧計は最初に最高、最低の血圧が表示され１．０秒くらいの間隔で次に脈拍の数字が表示される。

この血圧と脈拍表示の数値をノートに書きとめるのであるが、最初に高いほうを書いて次に低い数値を入れようと思った時には既に、その低い数値を忘れている。

改めて側（ソバ）で点滅している血圧計の低い数値を見直す。

脈拍も又見直して書いている。

毎回　今度こそ、この三つの数字を一度で覚えて一気に書いてやろうとするも、同じことの繰り返しである。情けない限りでもある。

昨日　夕方、太極拳から帰った時に家で血圧を測定してみたが、相変わらず三つの数字を覚えきらない。



我家の血圧計です。録音は乱れてる脈拍を記録しています。

シャクなこと夥（オビタダ）しい！

少し離れた場所で洗濯物を畳んでいたカミさんに

「おい、お前　この三つの数字を一度に覚えられるか？」と言うと、このような、ことはカミさんにとっては興味満点の質問である。

直ぐに我輩の横に来て血圧計を見ようとする。

「おい！ちょっと待て・・・」と、今　計ったばかりで血圧計の数値が点滅しているインジケーターを手で覆う。

「見たわよ」

「えッ」

「おい　ホントに見たのか？」

「見たわ」

「なら　言ってみろ！」

「１６４－１０２－５８だったわ」まさに我輩にとっては神業である。

多分見たのは一瞬の間だと思う。

我輩が点滅して居るインジケーターの数値を手で覆う前にチラリと見たようだ。

「おい！どうして判るのだ？」これまたチンケで変な質問になった。

手品ではない。

「絵だよ」

「ナニ？」

「絵？」

「そう　見た絵を頭に描く（浮かべる？）のよ・・・」

「それを、後で読むの・・・」

「なに？絵を後で読む？」

ナニを言っているのか？サッパリ判らない？

大体、絵を頭に描く（浮かべる）のが判らない？

「あんた　数字を覚えようとしたのね？」

「そうだよ」

「数字でなく絵として頭に入れたらいいの・・・・」

「なに？絵だと・・・・？」

カミさんの言うことが判らない。

「兎に角、これは訓練かも？」

「私は車に乗っていても反対車線から来る車のナンバーを読み取ることをして居るの・・・」

そう言ってカミさんは、また洗濯物を畳み始めた。

そんなことをして運転していたら事故を起こすのではと思う。

「おい　それは止めとけ！危ないぞ！」

「それはね～渋滞していて車が止まって居る時の時間つぶしだよ～・・・」
それならいいが？渋滞ストレスの解消にもいいかも？

我輩は目の前で点滅している血圧計の数字を一瞬見て、只管（ヒタスラ）に　今　見た三つの数字を書いてみるが書けるのは相変わらず最初の数字だけだ。

これは一種の才能なのかな～ァ？どうも出来ない。

その内に同じ数字では既にカミさんが言った後なので覚えてしまう。

再び血圧を測り三つの数字に一人挑戦してみる。

ダメだ！これが若し所謂ＩＱ値だとすると我輩のＩＱは相当低いようだ。

よくも今まで３０数年も厳しい会社（？）で働いてこられたものと思う。

案外勤めていた会社は我輩が思うほど厳しくなかったのかな～ァ？とも疑う？

耄碌したとは思いたくは無いが？そうなのかな～ァと？疑心暗鬼となる。

もともとが悪かったのかも？こう思うと亡くなった両親に申しわけない。

あまり、くよくよしても仕方ない。

今日のところはカミさんに花を持たせて置こう。

家庭の平和のために・・・・？

そう考え直した“くそ爺”であった。

ブログを開いた瞬間の数字が判りましたか？スライド写真は１回だけで終わりです。

概要文に戻しまして右サイドの小さな写真をクリックしますと左サイド上に１回数字が表示されます。よろしければ・・・。

ここまで下手な文章を辛抱強くお読み戴いた皆さんには失礼ですね。