還り見れば酔生夢死か?

80歳代の聾人でネットの話題を書いています。足が悪いので家で得ることが出来るネット情報と私自身の唯我独尊の偏向文です。

個人情報

2007-06-10 10:06:13 | 日常生活

垣根の花を小学生らしき子供がちぎっていた。

通りかかりの叔父さんがその子の側(ソバ)に寄り

「これこれ、そんな悪戯をしてはいけないよ」と注意をしたら、ベッと舌を出して逃げかかった。

悪い餓鬼だと、咄嗟に襟首を捕まえて

「おい 坊主!ダメではないか!」

「坊主!名前は何と言う名だ?家は?学校は?」と立て続けに聞いた。

顰(シカ)めっ面をした坊主が

「叔父さん何処の人?」と逆に聞かれた。

「叔父さんか、そこの◎丁目の○○だ」

「叔父さん、そんなに簡単に人に名前やら家(ウチ)を教えてはダメだよ」
「なに!なんてことを言うのだ。この小僧は・・・」

「なんでだ だ?」

「叔父さん、個人情報は、そんなに簡単に人に教えるものでないよ」

「なんだと!このやろう」

何時の間にか立場が逆転している。

叔父さん頭に来て

「おい、コラ!大人を揄(カラカウ)なんてトンでもない奴だ」

「もう一度聞くがな!名前は何と言うのだ!」

「学校に知らせなければならないからな!」

「叔父さん。学校では知らない人に名前やお家を教えてはいけないと習ったよ」

「これ個人情報と言うんだよ」呆れてものが言えない。

気が緩んだ隙にアッと言う間にクソ餓鬼は逃げた。

「フ~ン 個人情報か?・・・・」なんだか分からぬが、へんな顔をして叔父さんはブツブツ言いながら去って行った。

おかしな世の中になったものだ。

これは聞いた話、ホントかな~?

でも頷けるよ!

この話を聞いた時に昔はよかったな~ 

と思わず“くそ爺”は呟いた。




最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
自分勝手がまかり通る (沼じじ)
2007-06-10 22:56:22
osamuさん今晩は。
はじめに複数写真の投稿出来ました。教えて頂いた指導書と首っ引きでできました。嬉しかったです。
ありがとうございます。

私の子供の頃は、親より近所の方々によく叱られ、社会道徳を叩きこまれました。今は隣の子にも注意ができません。自分勝手な子を親が、近所の大人が見て見ぬふりの社会です。人の子でも頭に手をあげたくなる衝動に駆られます。(基地外爺でしょうか?)
返信する
沼じじさんへ (osamu)
2007-06-11 06:32:31
昔は良かったですね~。つくづく近頃そう感じます。
適当に飢えも知り、物の大切さも自然に身につき子供ながら社会性も身につけました。
今は、いい時代に生まれてよかったと思います。現代は、物が溢れて大切なものを失ったのではと感じます。
返信する

コメントを投稿