還り見れば酔生夢死か?

80歳代の聾人でネットの話題を書いています。足が悪いので家で得ることが出来るネット情報と私自身の唯我独尊の偏向文です。

何方(ドナタ)でも同じかいな~ァ

2011-10-22 03:07:19 | 手話

人さまの声が理解できなくなり かなり経つ。

家では二人だけなのでカミさんに耳のそばで大声をだして貰うと分かることもある。

然しTVの音があるとサッパリだ。

我が家には「白板」が用意されているがカミさんは中々使われない。

そんな中 カミさんが何か言っている。然しサッパリ分からん。

「お前の言うことが分からん!白板を使え!白板を!」と怒鳴るがダメである。

子どもじゃあるまいし反抗期?

いい ばあさんが反抗期?そんなの聞いたこともないが察するにそうらしい?

なにせカミさんが何を言ってもTVが付いていて、その音が邪魔をする。

いくら物を言うときはTVのおとを消して言え!と言ってもそれをしない。

従っていくらカミさんの言うことでも分からないことは分からないのだ。

補聴器だって万能ではない。雑音も一緒に拾う。

勿論 カタログなどには人の声を判別して聞き易くなる機能は付いているとは書いてはあるが・・・・。

これも、ちょっとした誇大広告かな?然し今更それを言っても仕方ない。

買い換えるのなら次回は50萬以上の物にしないと・・・。

それだって、どの程度 聞きやすくなるか?不明である。

日常 生活に不便のない程度でいいのだが?

耳鼻科の聴力検査では我輩の聴力は聴力障害は6級程度らしい?

事実 我輩の聴力障害手帳は6級である。

耳鼻科の聴力検査では機械音(電気の発信音)を使い聴力が判定されるが事実は音は聞こえるが人の声の内容の判別が出来ない。

人の声の判別テストはあるが「あ」「え」「う」とか単語の発音が50通りくらいである。

文章ではないのだ。あれでは多少は単語の理解の判別には役立つが日常生活の会話には殆ど意味のないテストだと思う。

せめて「ツイターくらいの文章を流して意味を掴め」くらいはして欲しい。

その読み上げられた文章で分かった「熟語だけでもいいから書きなさい」でもいい。

耳鼻科の先生も聴力テストの方法をもっと実用的なものに改良されんことを節に願う。

人の意志の疎通はやはり「言葉」である。

手話もあるが「手話」は我輩のような中途難聴者にはどうも無理がある。

手話で自分の意志をある程度の表現はできるが、実は中途難聴者は意志の疎通は一方通行である。なぜなら自分は話せるのだ。ただ相手の言うことが全く分からないだけである。

概して手話は自分の言いたいことを言うより相手の手話を読むほうが難しいように感じる。

結局 我輩のような者には「白板」による文字で意志の疎通を図るのが最良のようである。

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http://www.youtube.com/user/HeartfulPowerHideo?blend=8&ob=5

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牧太郎の大きな声では言えないが…:ああ、関係代名詞病? 

http://mainichi.jp/select/opinion/maki/news/20111018dde012070039000c.html 以下全文

中学時代の友人が「俺は関係代名詞病だ」とボヤいている。

 関係代名詞? 嫌な言葉を思い出した。2人とも英文法が苦手だった。「関係代名詞」という概念は日本語には無いらしく、はじめは戸惑った。

 He has a bird.It speaks English.(彼は鳥を飼っています。その鳥は英語を話します)……を一つの文章にすると……

 He has a bird which speaks English.(彼は英語を話す鳥を飼っています)になる。

 「このwhichが関係代名詞だ!」と教えられたのだが、よく理解できなかった。成績が芳しくない2人は「関係代名詞」を上手に説明できない新米教師に(「フイッチ」と発音できず)「ウオッチ」というあだ名を付けた。

 あれから半世紀。ウオッチ先生、お元気だろうか?

 「関係代名詞病ってなんだ?」と友人に尋ねると、「最近、アレ、コレ、ソレ……ばかり連発するんだなあ。女房に『アレ、もってこい! 分からないのか? アレだよ。アレ!』と言う。困ったものだ」。

 そのうちに、彼の奥さんも「アレ、ですね」になる。

 ともかく夫婦そろって固有名詞が出てこない。

 有名なタレント、顔が目に浮かぶのだが……「アノ……朝の番組の……結構、視聴率の高い……番組に出ている……何て言ったかな?」。

 「アレ、でしょう?」

 「そうアレだよ。アレ、番組を降ろされるらしい」

 「エッ? あの人が?」という具合で、関係代名詞ばかりの会話になる。

 通じるから良いのだが……「言わなくても分かるだろ、アレだよ、わざわざ説明するまでもないだろ!」と言ったばっかりに彼らはケンカになった。

 六十ウン歳の当方、同じ経験がある。脳が老化しているか?

 我々の記憶力は30歳から40歳がピーク。ゆっくり低下するが……「物忘れ」は年齢相応の生理的現象なのだろう? とっさに言葉が出なくなっても、別の機会ではキチンと思い出す。

 「ぼけるんじゃないか?」と友人は心配するが……忘れたり、言葉が出てこなかったりしたことを明白に自覚していれば「病気」ではない。

 関係代名詞を連発の世代よ! 自信を持て! 高度の精神活動は「物忘れ」とは無関係だ。(専門編集委員)

毎日新聞 2011年10月18日 東京夕刊

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聾人のつぶやき   

 人が人の言葉が理解できなくなることは人が人でなくなる第一歩である。

ヘレンケラー女史のように知能の優れた方ならいざ知らず。並みの人には困難な道である。

まして中途難聴者に取っては非常にやりきれない疎外感を生じる。

「これでは生きていてもしかたない」・・・と最悪の場合 そうなるかも?

それでも生まれながらの方でも想像できぬ苦労の のちになんとか自分の手話を身に付けられるようだ。されど実際に大人になっても手話が身に付かない方も多いのでは?とも想像するが実態は不明である。

我輩などまだ喋れるだけ幸せなのかも?

PS ヘレン・ケラー女史は子どもの頃に大病に罹り視力、聴力を失って、言葉の発声すら失っておられる。

今は昔は聞かなかった「認知症」なる摩訶不思議な病気が高齢者の間に流行っている。

これは喋れないどころではない人の司令塔が病んでいるのだ。

アルツハイマーなど未だにその完全なる治療方法はないようだ。

多少 耳が聞こえないくらいでクヨ・クヨすることはない。

そんなに威張るほどのことでもないが・・・。世の中かわった。

ブツ・ブツ言いながら何時まで生きていることやら・・・。

ヘレン・ケラー


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手話 動画 ↓

http://www.youtube.com/watch?v=5FTixc5eosU&feature=autoplay&list=PLC6DF3DC54C7F7430&lf=results_video&playnext=2


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