ガン・ガン・ガん・は～い はいガン？とうガン？・？・？

ガン・ガン・ガん・は～い　はいガン？とうガン？・？・？　

カミさんの自慢は身体が丈夫なことだ。

曰く「わたしゃ　子供の頃から病気になったことがない・・・」といつも言っていた。

「そりゃ　お前さんが病気になったことがないのではなくて病気になっても近くに病院がなかったのだろう？」と言うと

「馬鹿にするんでない！ハンカクサイ！」と怒鳴られる。

反対に我輩は子供の頃から、なにかと病気・病気・病気といつも病院かよいだった。

小学１～２年生の時には一ヶ月くらいの間入院した。

何の病気で入院したかは憶えていないが・・・。

その時のことを微かに憶えている。

それは病棟の流しにあったガスコンロである。

そのガスコンロはコイン（１銭だったか？１０銭だったか？）を入れれば丁度　ヤカンが湧くころにガスが切れるのだ。（昭和１４年ころ？）

今　考えればどのような仕掛けになっていたのか？不思議である。

付き添いは母だった。

最近　歳をとったためか身体のアチコチが痛む。

「おい　なんだか？腹が痛いよ」と言うと

１０数年前に「悪性リンパ腫」で胃の全摘手術を築地のガン・センターの笹子三津留先生の手術を受けて退院後に癌の猛勉強をしたカミさんが

「そりゃ胃がんだよ。早く病院にお行き・・・」と即席で診断を下す！

「胃ではないとおもうがな？少し上か？その奥だな？」

「そう・・・もしかして肝臓がんでは？」

先ほどの、胃がんの診断はくるりと変わる。　

「・・・・」

「おい　きょうは頭が痛い・・・」

「そォう～　そりゃトウガンだね！」

「なに！トウガン？」

「そう　トウガン！頭のがん！」

「いい加減なことをいうな！」

「ほ・ほ・ほ・・・・」

「わたしゃ　ね～　いつも　あんたの我が侭にハイ・ハイ・ハイと言ってきたからとうとうハイ・ガンになって年中ハイ・ハイ・ハイと言ってるよ」

凄まじい勢いで畳み込まれた。

「そう～　とうとうお前も　ハイ・ハイ、はい、で、“はいはいガン”になったか？」

と言う我輩も、じつは笑い事ではなくなった。

先日受けた我輩の健康診断でなにやら、おかしい？と言うので、この１６日がそのおかしな部分の検査日だ。

カミさんの判断ではどうも“大腸がん”らしいと診断された。

まァ～　それを確かめる検査だと思うのだが？　

検査日の前日の１５日は３食全て検査食で寝るときに下剤、起きた時になにやら、また薬！そして翌朝（16日）９時までに病院に来い！　と来た。

いやはや、どうしたもんだろうね～ェ？

カミさんに言うと

「そりゃ～楽でいい！たったの一日だけどね、休めるよ」と抜かした！　

さらに

「（１６日の）朝も（朝食は）要らないのかい？」

「要らないよ・・・」

「たまには休ませて貰わないとね～」だってさ・・・。

思う存分　朝寝ボウが出来るとか？

カミさんは朝寝ボウが大好きなようだ。
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忘れてた。

先月（９月）　同好会で私と仲の良かった仲間の一人がヒッソリと旅たった。
・・・と、その同好会の世話役の方からメールが入った。

私は既に今年　始めに、その会は退会していて以来その会には顔はだしていなかったのだ、

私より２つ先輩の実に穏やかな方だった。また寂しくなった。合掌