カミさんが、なが~い電話から、やっと受話器を置いた。
「おい、今の電話は随分長かったな?」
「お相手は?」
「何時もの方よ。○○さんだよ」
「ほう、それにしても随分と長かったな?」
「う~ん、だいぶん 頭に来ていたようよ」
「どうしたんだ?」
「それがね、あの方の家の前の道路は狭いでしょう」
「そういえば道幅は4mあるか?なしかだな」
「で・それが、どうしたんだ?」
「○○さんが車で大通りから自分の家の道に入って12~13m進んだところで(その方の家の)斜(ハス)向かいの家から車が出て来てね、○○さんの家を直前にして正面でお互いの車が向かいあったんだって・・・・」
「じゃあ そこは直ぐ3~4mの先に○○さんの家があるわけだ」
「でも車がすれ違うにはちょっと難しいね」
「そうなの」だから○○さんが
「後から出てきたのだら少し下がってとクラクションを鳴らしたそうよ」
「何も言わずにか?」
「それはそうよ」
「へ~ェ で・どうなったんだ?」
「そうしたら相手もクラクションを鳴らして来たそうよ」
「へ~ェ お互いにやるではないか?」
「笑い事ではないよ」カミさんが少し怒ってきた。
「それで?」
「その斜(ハス)向かいの方は近所でも非常識で有名な人なんだって・・・」
「な~るほど」
「そのような人が最近多いな」私も多少肯定する。
「それで、どうなったんだ?」
「あの人も負けず嫌いでしょう」
「うん」
「クラクションを2度くらい鳴らしてお互い睨み合いになって、そのまま30分も居座ったんだって・・・」
「なんだって、この忙しい時に30分もか?」
「それは、凄い睨み合いだな、俺も見たかったな」
「冗談言わないでよ」
「それから?」
「○○さんのご主人が奥さんの帰りが遅いので心配して家から出て見えたそうよ」
「そうしたら?」家の前にいる奥さんの車を見て旦那さんが、
「そんなところで何をしているんだって聞いたの・・・」
「それで?」
「見れば分かるでしょう!」と、奥さんが旦那に怒鳴ったそうよ。
「きつい奥さんだな」旦那さんが、相手の車に行って窓から
「すみません。5~6m下がって・・」頼んだそうよ。
「すると?」相手は、ものも言わずにそっぽを向いたんだって・・・。
「なんて婆だ!」私も話を聞きながら、少し、その女の運転手の非常識さに腹が立ってくる。
相手が、そんな訳で仕方なく旦那さんが奥さんに
「俺がバックするから・・」と運転席に乗り込んで大通りまで下がったんだって・・・.
「旦那さんも大変だな・・・」それで○○さんは家に帰ってから、その悔しさが収まらずに旦那さんに
「あんた、なんであの婆に(車を)下がらせなかったの!」と怒鳴りつけたんだって・・・・。
「旦那さんも、この年の暮れに災難だな」○○さんの旦那さんに同情をきんじ得ないな・・・。
そしてカミさんが
「あんたなら、どうする?」
「俺か・・俺は気が弱いから直ぐにバックするな」
「そうでしょうね~ェ」
「大体、この忙しい時に30分も睨み合うなんてゴメンだよ」
「若し旦那さんが出てこなかったら一体どうなったのかな?」
「そうね、一晩中続いて新年を迎えたかもよ」カミさんは断言した。
女の戦いは凄まじい!
今年の波乱の年の師走を飾る町の小さな出来事の一幕だったようだ。
私の町内には、そのような方がいらっしゃらないのが幸いである。
この「睨み合い」事件の話で、年末に和やかに行われた、みんなで楽しく搗いた町内の「餅つき」大会の様子が思い出された。
町内の皆さんには大変お世話になりました。
<m(__)m> 何方さまにも厚くお礼を申し上げます。
お隣の家の完成は、どうも来年になるようだ。
お隣の方も3階建ての家を新築するに当たって、我家や近隣の方々に随分と気を使って戴いたようで工事の責任者が設計時の打ち合わせのときの内訳話(ウチワケ・ハナシ)をされた。
聞くまでもなく、自称建築屋の私には建物の外観、隣棟間隔、道路に面した部分の様子で大まかなことは分かっている心算だ。
カミさんに説明したがカミさんが分かったかどうか?
多分、私は理解したと思っているが・・・・。
余りお隣の建物については、広そうで綺麗だとは言っても文句を言わないから私はそう思っている。
今、TVでは紅白をやっていますがカミさんのお目当ては氷川清とナントカさんの意匠比べだけのようです。
それまでは「TVタックル」を見ているようだが?それでも、チャンネルCMの時はガチャ・ガチャと・・いや・リモコンでピカピカと画面は変わります。
わたし?
私は私なりに時代小説を読むのに余念がない。
せいぜい11時ごろまでは起きていようと思っています。
「除夜の鐘」はむりですね。
あと、数時間で今年も終わります。
私の拙い愚痴話を毎日20人~30人の方々に、お読み戴いているようです。
ありがたいことです。
厚く御礼申し上げます。何方様も、よいお年をお迎え下さい。
そして来年も皆様にとりまして、よいお年でありますように、お祈りいたします。
謹んで 爺より
「おい、今の電話は随分長かったな?」
「お相手は?」
「何時もの方よ。○○さんだよ」
「ほう、それにしても随分と長かったな?」
「う~ん、だいぶん 頭に来ていたようよ」
「どうしたんだ?」
「それがね、あの方の家の前の道路は狭いでしょう」
「そういえば道幅は4mあるか?なしかだな」
「で・それが、どうしたんだ?」
「○○さんが車で大通りから自分の家の道に入って12~13m進んだところで(その方の家の)斜(ハス)向かいの家から車が出て来てね、○○さんの家を直前にして正面でお互いの車が向かいあったんだって・・・・」
「じゃあ そこは直ぐ3~4mの先に○○さんの家があるわけだ」
「でも車がすれ違うにはちょっと難しいね」
「そうなの」だから○○さんが
「後から出てきたのだら少し下がってとクラクションを鳴らしたそうよ」
「何も言わずにか?」
「それはそうよ」
「へ~ェ で・どうなったんだ?」
「そうしたら相手もクラクションを鳴らして来たそうよ」
「へ~ェ お互いにやるではないか?」
「笑い事ではないよ」カミさんが少し怒ってきた。
「それで?」
「その斜(ハス)向かいの方は近所でも非常識で有名な人なんだって・・・」
「な~るほど」
「そのような人が最近多いな」私も多少肯定する。
「それで、どうなったんだ?」
「あの人も負けず嫌いでしょう」
「うん」
「クラクションを2度くらい鳴らしてお互い睨み合いになって、そのまま30分も居座ったんだって・・・」
「なんだって、この忙しい時に30分もか?」
「それは、凄い睨み合いだな、俺も見たかったな」
「冗談言わないでよ」
「それから?」
「○○さんのご主人が奥さんの帰りが遅いので心配して家から出て見えたそうよ」
「そうしたら?」家の前にいる奥さんの車を見て旦那さんが、
「そんなところで何をしているんだって聞いたの・・・」
「それで?」
「見れば分かるでしょう!」と、奥さんが旦那に怒鳴ったそうよ。
「きつい奥さんだな」旦那さんが、相手の車に行って窓から
「すみません。5~6m下がって・・」頼んだそうよ。
「すると?」相手は、ものも言わずにそっぽを向いたんだって・・・。
「なんて婆だ!」私も話を聞きながら、少し、その女の運転手の非常識さに腹が立ってくる。
相手が、そんな訳で仕方なく旦那さんが奥さんに
「俺がバックするから・・」と運転席に乗り込んで大通りまで下がったんだって・・・.
「旦那さんも大変だな・・・」それで○○さんは家に帰ってから、その悔しさが収まらずに旦那さんに
「あんた、なんであの婆に(車を)下がらせなかったの!」と怒鳴りつけたんだって・・・・。
「旦那さんも、この年の暮れに災難だな」○○さんの旦那さんに同情をきんじ得ないな・・・。
そしてカミさんが
「あんたなら、どうする?」
「俺か・・俺は気が弱いから直ぐにバックするな」
「そうでしょうね~ェ」
「大体、この忙しい時に30分も睨み合うなんてゴメンだよ」
「若し旦那さんが出てこなかったら一体どうなったのかな?」
「そうね、一晩中続いて新年を迎えたかもよ」カミさんは断言した。
女の戦いは凄まじい!
今年の波乱の年の師走を飾る町の小さな出来事の一幕だったようだ。
私の町内には、そのような方がいらっしゃらないのが幸いである。
この「睨み合い」事件の話で、年末に和やかに行われた、みんなで楽しく搗いた町内の「餅つき」大会の様子が思い出された。
町内の皆さんには大変お世話になりました。
<m(__)m> 何方さまにも厚くお礼を申し上げます。
お隣の家の完成は、どうも来年になるようだ。
お隣の方も3階建ての家を新築するに当たって、我家や近隣の方々に随分と気を使って戴いたようで工事の責任者が設計時の打ち合わせのときの内訳話(ウチワケ・ハナシ)をされた。
聞くまでもなく、自称建築屋の私には建物の外観、隣棟間隔、道路に面した部分の様子で大まかなことは分かっている心算だ。
カミさんに説明したがカミさんが分かったかどうか?
多分、私は理解したと思っているが・・・・。
余りお隣の建物については、広そうで綺麗だとは言っても文句を言わないから私はそう思っている。
今、TVでは紅白をやっていますがカミさんのお目当ては氷川清とナントカさんの意匠比べだけのようです。
それまでは「TVタックル」を見ているようだが?それでも、チャンネルCMの時はガチャ・ガチャと・・いや・リモコンでピカピカと画面は変わります。
わたし?
私は私なりに時代小説を読むのに余念がない。
せいぜい11時ごろまでは起きていようと思っています。
「除夜の鐘」はむりですね。
あと、数時間で今年も終わります。
私の拙い愚痴話を毎日20人~30人の方々に、お読み戴いているようです。
ありがたいことです。
厚く御礼申し上げます。何方様も、よいお年をお迎え下さい。
そして来年も皆様にとりまして、よいお年でありますように、お祈りいたします。
謹んで 爺より
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