“つけといてもらう“
つい最近よんだ「心ゆたかに生きる」(南蔵院 林学乗 著)の本はいろんな人の心を打つ実話でイッパイだった。
なかでも印象に残ったのが“人間らしいものの見方”の講の中にあった下記の一文であった。
//////////////////////////////////////////////////////
先入観なしにものを見ることは、案外むつかしいものです。
子供のものの見方は、大変に素直だと言われますが、実際よく教えられます。
・・・・・・中略(長くなりますので)・・・・・
小学生の次男が算数の応用問題の宿題を持って帰ってきました。
近所のお店で、何を買って、いくら払ったかと言う問題です。
問題を解き終えた次男のノートを見たところ、何を買いましたか、という問いに「とうふ」と書いてありました。
いくつには「三こ」とあり、「一こ九〇円」とも書いてあります。
いくら払ったかには当然「九〇円×三こ=二七〇円」で、答えは「二七〇円」のはずです。
ところが「つけといてもらう」と書いてあるではありませんか、実は我が家では子供に現金を持たせないのです。
ですから、次男はその通りに書いたわけなんです。
女房が、このまま出したら点数をもらえないかも知れないから、書き直しまししょうかと言いましたが私はそのまま出すようにしました。
・・・・中略・・・・・・・
先生はその答えに丸印をつけて返してこられました。とてもいい先生だと思います。
一般に学生時代でしたら、九十×三=二七〇 と書けば、よくできると言われるでしょう。
しかし、社会人になったときには、「つけといてもらう」という答えも大いにあり得ます。
社会では答えにならない答えが出てくることがあるんですね。
・・・・・以下略・・・・
//////////////////////////////////////////////////////////
コレを読んだ時に同じようなことが我が家の娘の小学生時代にもありました。
それは、とうふ屋さんは、いつ働いていますか?と言う問題の答えに「夕方」と、娘は書いていて×(バツ)を貰って帰ってきました。
カミさんが“夕方“の理由を娘に聞くと
「だって“とうふ屋”さんは、いつも夕方くるでしょう?」と言う返事です。
そうです!
当時 私は横浜の上大岡の山の上の社宅に住んでいて“とうふ屋”さんは、いつも夕方に来て時々 娘がとうふを買いにやらされていたのです。
もうヒトツ
歯はいつ磨いていますか?の問題に娘は「食べたあと」と書いていて同じく×(バツ)を貰っていました。
我が家では朝食、夕食 共に食後に磨かせていたのです。
カミさんは歯が弱く何を食べても直ぐに歯を磨き子供にも、同じく何でも食べた、そのあとで必ず歯を磨かせていました。
物を食べたあとには歯を磨くという習慣が子供にもできていたのですね。
まだイロイロとあるようですが、私はよく知りません。
子供の教育は難しいですね。
またそれを判断するにも大人の常識(先入観)では割り切れないものも多いように思いました。
義務教育も戦前、戦後で180度変わったようです。
戦前の義務教育は社会に出たときにさしむき困らない教育がなされていたような気がしましたが、現在の義務教育は
「学校で今習うことは今は役に立たなくても将来 何かのカタチで役に立つ教育がなされている」と聞いたことがあります。
随分と変わったようです。
真偽のほどは不明ですが・・・・。
今の義務教育の先生に、その点は聞いてみたいですが私は、もう歳をとりすぎています。
今の親御さんが、それは確かめることでしょう?
でも、モンスター・ペアレンツとか、世にも不思議な怪物的な親もよくネットで書かれているのを眼にします。
我が家の娘も、もう40歳台です。
どうにか普通の二代目のカミさんになっているようです。
この二人の娘が我が家のカミさんと異なるところは二人の娘には子供がいないことです。
でも、カミさん同様に、かく言う我輩も時々やりこまれています。
今はみんなが集まれば我輩のまわりにはカミさんが三人いるようです。
もしも我輩が間違ったら今の我輩はゲンナマもカードも持っていないので
“つけといてもらう”と言いたいですね。
あの世まで・・・・。
南蔵院 ↓ (ご参考まで)
http://www.nanzoin.com/
//////////////////////////////////
デジブックより”春の序曲”の映像が配信されてきました。↓(午前7時:追記)
http://www.digibook.net/d/0854a1dbb15fba8431b7e7a5fe336040/
今週の”ピカイチ” ↓
http://www.digibook.net/d/2295cd73a0da92d5aebcbec0f51e96d3/
つい最近よんだ「心ゆたかに生きる」(南蔵院 林学乗 著)の本はいろんな人の心を打つ実話でイッパイだった。
なかでも印象に残ったのが“人間らしいものの見方”の講の中にあった下記の一文であった。
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先入観なしにものを見ることは、案外むつかしいものです。
子供のものの見方は、大変に素直だと言われますが、実際よく教えられます。
・・・・・・中略(長くなりますので)・・・・・
小学生の次男が算数の応用問題の宿題を持って帰ってきました。
近所のお店で、何を買って、いくら払ったかと言う問題です。
問題を解き終えた次男のノートを見たところ、何を買いましたか、という問いに「とうふ」と書いてありました。
いくつには「三こ」とあり、「一こ九〇円」とも書いてあります。
いくら払ったかには当然「九〇円×三こ=二七〇円」で、答えは「二七〇円」のはずです。
ところが「つけといてもらう」と書いてあるではありませんか、実は我が家では子供に現金を持たせないのです。
ですから、次男はその通りに書いたわけなんです。
女房が、このまま出したら点数をもらえないかも知れないから、書き直しまししょうかと言いましたが私はそのまま出すようにしました。
・・・・中略・・・・・・・
先生はその答えに丸印をつけて返してこられました。とてもいい先生だと思います。
一般に学生時代でしたら、九十×三=二七〇 と書けば、よくできると言われるでしょう。
しかし、社会人になったときには、「つけといてもらう」という答えも大いにあり得ます。
社会では答えにならない答えが出てくることがあるんですね。
・・・・・以下略・・・・
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コレを読んだ時に同じようなことが我が家の娘の小学生時代にもありました。
それは、とうふ屋さんは、いつ働いていますか?と言う問題の答えに「夕方」と、娘は書いていて×(バツ)を貰って帰ってきました。
カミさんが“夕方“の理由を娘に聞くと
「だって“とうふ屋”さんは、いつも夕方くるでしょう?」と言う返事です。
そうです!
当時 私は横浜の上大岡の山の上の社宅に住んでいて“とうふ屋”さんは、いつも夕方に来て時々 娘がとうふを買いにやらされていたのです。
もうヒトツ
歯はいつ磨いていますか?の問題に娘は「食べたあと」と書いていて同じく×(バツ)を貰っていました。
我が家では朝食、夕食 共に食後に磨かせていたのです。
カミさんは歯が弱く何を食べても直ぐに歯を磨き子供にも、同じく何でも食べた、そのあとで必ず歯を磨かせていました。
物を食べたあとには歯を磨くという習慣が子供にもできていたのですね。
まだイロイロとあるようですが、私はよく知りません。
子供の教育は難しいですね。
またそれを判断するにも大人の常識(先入観)では割り切れないものも多いように思いました。
義務教育も戦前、戦後で180度変わったようです。
戦前の義務教育は社会に出たときにさしむき困らない教育がなされていたような気がしましたが、現在の義務教育は
「学校で今習うことは今は役に立たなくても将来 何かのカタチで役に立つ教育がなされている」と聞いたことがあります。
随分と変わったようです。
真偽のほどは不明ですが・・・・。
今の義務教育の先生に、その点は聞いてみたいですが私は、もう歳をとりすぎています。
今の親御さんが、それは確かめることでしょう?
でも、モンスター・ペアレンツとか、世にも不思議な怪物的な親もよくネットで書かれているのを眼にします。
我が家の娘も、もう40歳台です。
どうにか普通の二代目のカミさんになっているようです。
この二人の娘が我が家のカミさんと異なるところは二人の娘には子供がいないことです。
でも、カミさん同様に、かく言う我輩も時々やりこまれています。
今はみんなが集まれば我輩のまわりにはカミさんが三人いるようです。
もしも我輩が間違ったら今の我輩はゲンナマもカードも持っていないので
“つけといてもらう”と言いたいですね。
あの世まで・・・・。
南蔵院 ↓ (ご参考まで)
http://www.nanzoin.com/
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デジブックより”春の序曲”の映像が配信されてきました。↓(午前7時:追記)
http://www.digibook.net/d/0854a1dbb15fba8431b7e7a5fe336040/
今週の”ピカイチ” ↓
http://www.digibook.net/d/2295cd73a0da92d5aebcbec0f51e96d3/
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