この頭 千五百円也 2008-10-15 22:47:45 | 日常生活 この頭 千五百円也 お昼の食事を済ませてから、お天気もいいし、剣豪物の本を持って自転車で散髪屋さんに行った。 何時もは午前中に行くのだが、きょうは午後になった。 混んでいる心算で新しい本の持参だった。ところがお店に入ると同時に 「いらっしゃいませ・・どうぞ」ときた。 驚きましたね~何時もは30分近くは待つのです。 待つ間は持参の本を読み過ごすのだが予定が少々狂った。 早速 散髪台に座ると 「何時ものようでいいですね?」と聞かれる。 「何時もようにお願いします」 「判りました」という訳で散髪が始まったが、自転車で来た所為か頭は汗でびっしょりである。 散髪屋さんは直ぐにタオルで頭の汗と顔の汗を拭っていただく。 「すみません、自転車で来たものですから汗をかきました」 「いいですよ・・・・」頭と顔の汗を拭かれながら、先ずは電動バリカンだ。 その後 鋏で髪の調整が終わると耳の辺りから剃刀が当てられる。 これも気持ちがいい。 ついコクリ・・・とする。 はっとして目を開けると散髪屋さんは片手に剃刀を持って両手を挙げて万歳をしておられる。 「すみません」思わず謝る。 何か言われたようだが我輩には聞こえない。これは毎度のことである。 散髪台に座ったままで頭を洗ってもらう時にアレッ?何時もと違う? 実に丁寧だ! 勿論 何時も丁寧だが今日は何故か一味 感じが違う? まぁ いいか・・・。 我輩の少なない頭の毛を軽く揉むがごとく洗って下さっている。 それから泡だった頭を大きな洗面器の前にかがみこみ頭の洗濯だ。 身体の姿勢は少々太っている所為か?きついが実に気持ちはいい! どうしてこんなに気持ちがいいのだろう? 頭を洗ったあとは寝て顔にシャボンをつけたところに暖かいタオルが被せられる。 タオルを取った後は顔を当たってもらう。 何時ものように眉毛の下も剃刀を当ててもらう。 (この眉毛の下を剃るのは最初の時に、わけも判らずに”お願いします”と言って以来そのようになってきたのだ。チョイ不思議?) この時ばかりはメンタマは下を向けて動かせない! きわ剃も シャリ!シャリ!と剃刀の当たりがいい! 頬は安全剃刀だ。これはなんと言ってよいか? まァ 職人さんの技術か?それほどの違和感はない。 顔を当たってもらっているときが一番眠い。 時に肩を叩かれて起こされることもある。 顔が終わると座椅子が起こされて肩を揉まれ叩かれる。 この叩くのが面白い。 何故か両手を合わせて掌を膨らませたような仕草で手の甲で肩を7~8回 づつ叩かれる。 この時も気持ちがいい!つい眠気が来る。コクリとする。 頭の髪の仕上げに入る。目はいつも瞑っている。 いつしか身体にかけられた布が取られて 「どうぞ・・・」我輩の襟元を刷毛(?)で髪の毛が払われて終わりだ。 きょうは気持ちが実によかった。 時間はいつもより少し長く30分近くかかっていた。 会計の時に我輩の財布からチラリと65歳以上の割引券の端が見えた。 「千五百円です」と言われる声で野口さんを、お二人出して百円玉五個頂く。 次のお客さんは未だ見えない。こんなこともあるんだ~~ これで千五百円か?採算は合うのか素人ながら心配になる。 頭はサッパリして帰りの自転車を踏む足も軽く感じる。 お天気もよく秋の空は澄んでお日様が眩しい! 我家へのあの坂道は一気に上がった。 勿論 電動自転車のパワーは最大に上げている。 PS:今 TVでラスベガスのニュウ・ホームレスのテント村(?)が放映された。 どうも、あの何とか言う住宅融資?の影響で家を失い仕事も失ったとか? その画像は痛ましい限りだ・・・。瞬間 言葉を失った。 アメリカはなんと厳しいところだろうと思う・・・・。 “中流階層の崩壊”とかの題がついていた。 何故にラスベガスなのか?は説明がなかった。 何故かは私にも分からない?大変な不況に見舞われているようだ。 日本も同様に思うが、あれほど凄まじくはないと思うが実際のところは分からない・・・・。 我輩は建築の一部が少し分かるだけで金融や税金、帳簿関係はサッパリ分からない。 « 何もかも忘れる | トップ | ネット・サーフィン こぼれ話 »
2 コメント コメント日が 古い順 | 新しい順 散髪屋 (沼じじ ) 2008-10-17 07:20:06 安くて丁寧な散髪屋さんですね。私の通いなれた散髪屋は3000円です。耳・鼻・肩たたきをしてくれた時は納得できるが時々手抜きをされます。家に帰って「散発してきたの?」と聞かれたときは一層「もったいない」のケチ心が起きます。 返信する 沼じじさんへ (osamu) 2008-10-17 12:42:31 この散髪屋さんには、もう数十年通っています。混みあうのが最大の欠点です。3500円の散髪屋?いや、ヘア~・サロンと言うのですか?一度 入ってコリゴリしました。ここは爺の来るところではないという態度でした。値段もさることながら、やはり店員さんの接客態度だと思います。通い慣れたところが一番いいです。 返信する 規約違反等の連絡 コメントを投稿 goo blogにログインしてコメントを投稿すると、コメントに対する返信があった場合に通知が届きます。 ※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます 名前 タイトル URL ※名前とURLを記憶する コメント ※絵文字はJavaScriptが有効な環境でのみご利用いただけます。 ▼ 絵文字を表示 携帯絵文字 リスト1 リスト2 リスト3 リスト4 リスト5 ユーザー作品 ▲ 閉じる コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。 コメント利用規約に同意する 数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。 コメントを投稿する
私の通いなれた散髪屋は3000円です。
耳・鼻・肩たたきをしてくれた時は納得できるが
時々手抜きをされます。
家に帰って「散発してきたの?」と聞かれたときは
一層「もったいない」のケチ心が起きます。
値段もさることながら、やはり店員さんの接客態度だと思います。通い慣れたところが一番いいです。