余録:「板橋の木皮の能は医書にもれ」という江戸川柳が…

毎日新聞　2014年08月12日　00時03分

　「板橋の木皮の能は医書にもれ」という江戸川柳がある。「板橋の木皮」とは中山道の板橋宿にあった縁切り榎の木の皮、「能」は効能のことである。昔、それを粉にして相手の男に飲ませると、その男との悪縁が切れるという俗信があった

▲「黒焼と榎は縁のうらおもて」は、イモリの黒焼の粉を思い人にかけると縁が結ばれるという俗信と榎を組み合わせた句だ。当時の中山道沿いに生えていたこの榎、結婚式の行列が避けて通っていたそうで、幕末に将軍家茂（いえもち）に嫁いだ皇女和宮の一行も迂回したという

▲現在の縁切り榎は３代目だそうで、もちろん皮を取るのはご法度だが、今も縁切りを祈る人が訪れるのは悪縁に悩む人が絶えないからだろう。だがしつこいつきまといから暴力ざたに及びかねぬストーカー相手とあれば、神頼み、いや榎頼みですますわけにいかない

▲昨年、警察が把握したストーカー件数は２万件を超え、集計開始以来最多となっている。先ごろ警察庁の有識者検討会は新たにＬＩＮＥやツイッターなどを利用したつきまといも規制対象とする提言を行ったが、後手後手にまわる対策が何とももどかしい

▲警察の対応を先回りしたかのような凶悪事件も目立つ今日、提言は状況次第で臨機応変につきまとい禁止を命令できる仕組み作りの検討を求めている。先手を打つという意味では、加害者の更生や再犯の防止に向け医療機関や民間団体と連携した対策も課題とされた

▲ストーカー事件の理不尽（りふじん）を見れば、加害者の病的な執着心をほぐす取り組みも必要だろう。黒焼も木の皮の霊力も通じない現代の「縁」の難所である。

//////////////////////////////

つぶやき

　　「イモリの黒焼の粉」　が欲しいと思う　この歳で・・・。然し　近頃はイモリもヤモリも見かけなくなった。その上「イモリ」と「ヤモリ」と「トカゲ」さえ見分けがつかなくなった。

カミさんは更に強くなりどもならん！　おまけに大事な息子はサッパリ言うことを効かなくなった。　

それでも美人を見れば振り返る　このすけべー心・・・治らぬな～。　

それに何故か太極拳をされる女性には美人が多い。　ツルギを振っていても教室の女性が目に入ると瞬間　次の式を忘れている。アホか？　　

「金ケ」はないのに「色気」はあるが頼む息子はしなびてる。　　まことに始末に負えない爺となった。　はやくあの世にと・・・思うが　然し　その前に・・・の気が強い。

これでは死ぬにも死ねない爺である。　

最近　時々　フア～と気を失いそうになる。２～３秒か？１０秒くらいか　わからぬがまた正気に戻る。　その都度　「ほッ」とするが・・・。どうしたものか？　どうもＰＰＫとなる気がしてならないが・・・・。

　余談

今朝窓を開けた時　涼気を感じた。　ただ予報によれば日中は３０度くらいになるそうだ。現在　午前　６時半だが既に庭には強い陽が射している。

　きょうの予定は太極拳の練習日だ。身体がダルイのが気になるが教室にはでる予定である。きょうの太極拳教室は内容が決まっていない。

功夫扇は大体やるが２４式や規定楊式は余りやらない。４８式をやる場合が多い。　教室が畳の所為か剣は殆どやらない。　ただ生徒は他の教室の先生クラスの方ばかりである。熱心に練習をされている。多少怠けているのは私くらいである。気ままに皆さんについていっている。

還り見れば酔生夢死か？