「ひろさちやの般若心経88講」
今 昔の本をヒックリかえして読んでいる。
本は「ひろさちやの般若心経88講」(新潮文庫平成6年8月 発刊)である。
テヘランの寓話 “死に神”
「ひろさちやの般若心経88講」の本の中の第59講に “テヘランの寓話”と言う話が載せられていた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
昔々たくさんの使用人を従えてさるお大尽が旅をしていた。
ある日一人の使用人が青ざめた顔で主人の前に出てこう言った。
『今そこで死神に出会いました。3日後に迎えにくると言われました』
使用人の落胆ぶりを見て気の毒に思った主人はよく走る馬といくばくかの金貨を与えて急いでテヘランまで逃げるよう命じた。
そして3日後…
主人はあたりをウロチョロする死神を認めて声をかけた。
『残念だが奴ならもうここにはいないぞ』
すると死神はさも当然というような顔でこう返した。
『ええわかっていますとも。彼との待ち合わせ場所はテヘランなんですからね…』
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
これはいくらもがいても死の運命からは逃れようがない人間のあり方がよく分かるお話です。
かと 思えば昨夜(9日夜)のNHKスペシャル番組の
「100年の難問はなぜ解けたか?ポアンカレの予想の魔力」は迫力があった。
このような問題が現代に存在していたことすら知らなかったが、分からぬままに画像と解説に引き込まれて深夜まで吾を忘れて見ていた阿呆である。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ポアンカレ予想(Poincaré conjecture)とは「単連結な3次元閉多様体は3次元球面S3に同相である」 という予想であり、1904年にフランスの数学者アンリ・ポアンカレによって提出され た。以来ほぼ100年に渡り未解決だったが、2002年から2003年に掛けてロシア 人数学者グリゴリー・ペレルマンはこれを証明したとする複数の論文をarXivに掲載 した。これらの論文について2006年の夏頃まで複数の数学者チームによる検証が行わ れた結果、現在では彼が実際に証明に成功したと考えられている。ペレルマンはこの業績 によって2006年のフィールズ賞を受賞した(ただし本人は受賞を辞退した)。
(ニコニコ動画より転載)
osamu追記:賞金100万ドルも辞退しています。そして今ロシアの片隅で母の年金の元にひっそりと暮らしているようです。詳しいことは不明のようです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
YOUTUBEからの映像を拝借 ↓ 映像は一話だけで10分です。
少々長いです。
TVドキュメント「ポアンカレ予想」 Part 1/6
「ポアンカレ予想」が証明?されても、未だ数学の世界には六つの問題があるらしい?
凡人に生まれてつくづくよかったと思う。いや~凡人以下だな
今 昔の本をヒックリかえして読んでいる。
本は「ひろさちやの般若心経88講」(新潮文庫平成6年8月 発刊)である。
テヘランの寓話 “死に神”
「ひろさちやの般若心経88講」の本の中の第59講に “テヘランの寓話”と言う話が載せられていた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
昔々たくさんの使用人を従えてさるお大尽が旅をしていた。
ある日一人の使用人が青ざめた顔で主人の前に出てこう言った。
『今そこで死神に出会いました。3日後に迎えにくると言われました』
使用人の落胆ぶりを見て気の毒に思った主人はよく走る馬といくばくかの金貨を与えて急いでテヘランまで逃げるよう命じた。
そして3日後…
主人はあたりをウロチョロする死神を認めて声をかけた。
『残念だが奴ならもうここにはいないぞ』
すると死神はさも当然というような顔でこう返した。
『ええわかっていますとも。彼との待ち合わせ場所はテヘランなんですからね…』
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
これはいくらもがいても死の運命からは逃れようがない人間のあり方がよく分かるお話です。
かと 思えば昨夜(9日夜)のNHKスペシャル番組の
「100年の難問はなぜ解けたか?ポアンカレの予想の魔力」は迫力があった。
このような問題が現代に存在していたことすら知らなかったが、分からぬままに画像と解説に引き込まれて深夜まで吾を忘れて見ていた阿呆である。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ポアンカレ予想(Poincaré conjecture)とは「単連結な3次元閉多様体は3次元球面S3に同相である」 という予想であり、1904年にフランスの数学者アンリ・ポアンカレによって提出され た。以来ほぼ100年に渡り未解決だったが、2002年から2003年に掛けてロシア 人数学者グリゴリー・ペレルマンはこれを証明したとする複数の論文をarXivに掲載 した。これらの論文について2006年の夏頃まで複数の数学者チームによる検証が行わ れた結果、現在では彼が実際に証明に成功したと考えられている。ペレルマンはこの業績 によって2006年のフィールズ賞を受賞した(ただし本人は受賞を辞退した)。
(ニコニコ動画より転載)
osamu追記:賞金100万ドルも辞退しています。そして今ロシアの片隅で母の年金の元にひっそりと暮らしているようです。詳しいことは不明のようです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
YOUTUBEからの映像を拝借 ↓ 映像は一話だけで10分です。
少々長いです。
TVドキュメント「ポアンカレ予想」 Part 1/6
「ポアンカレ予想」が証明?されても、未だ数学の世界には六つの問題があるらしい?
凡人に生まれてつくづくよかったと思う。いや~凡人以下だな
利用しています。
「ひろさちや般若心経88講」を購入して読んでみたいと思っています。
「ボアンカレ予想」の映像を見てただ仰天するばかり、知の巨人になると賞などチッポケな物なのですね、何もかも想像をこえています。
貴重な映像を拝見でき感謝しています。
ボアンカレ予想は初めて知りましたが物凄い興味を感じました。何も分からないのに・・・。
ひろさちや先生の本は随分と読んだ気がしますが、例により頭には残っていません。
今日、
「宇宙は、チューブのような形らしい」
という文面をあるブログで見つけました。
球体かチューブ型か、それとも地球レベルでは理解ができないものか?
宇宙は謎だらけで、想像すると楽しいです。(^^)
何も解らないということが解っているので、楽しいのかもしれません。
コレばかりは幾ら見ても分かりません。それに私にはパソコンから出る声と音楽は全く聞こえませんので・・・。字幕を読むだけです。
最近はTVの声もサッパリ聞こえません。
いつも勝手に想像して話しを繋いでいます。サスペンスは推理できますが・・・・。
サムネイルに音楽を入れないのも、私が音が分からないので入れる方法を探る意欲が湧かないのかも知れません。
早くも1年が来るようですね。新しい世界はいかがですか?随分とイロイロと勉強をされておられるようですね?