ホワイトカラーエグゼンプション

　昨夜、１２時過ぎに電話がありました。何か思いつめたような声で、前の日の朝に矢川駅でまいたビラ「ホワイトカラーエグゼンプション、残業代ゼロになる」というビラを今見ました。まったくそのひどい、頑張ってもらいたい。そういっていました。今朝もまた矢川に立ちますから声をかけてください、というと電話は切れました。
　電話の様子では、１２時過ぎでしたけど帰宅途中のような感じでした。残業で遅くなって、朝受け取ってポケットの中に入っていた、このビラを見たらこみ上げるものがあったのでしょうか。
　今、多くの労働者がおかれた悲惨な状況におかれています。労働者は決して豊かになっていません。
　資本主義社会が出現して、労働者が１００年以上にもわたって労働条件の改善をつみあげてきましたが、ここ数年で全て破壊されてしまいます。そんな気がします。
　自民党、民主党は経団連にこびるために、さらには献金をもらうために、法律を改悪して労働者の権利を切り刻んでいます。
　朝の矢川駅で、「昨日の夜の電話は、私です。」といってくれました。はにかんだような顔でした。思いがつたわったので何もいえず、固く握手するのがやっとでした。
　それにしても深夜の帰宅、朝また通常の出勤です。
　うつ病などにならないように、何とか休んでください。病気になってからでは遅いですよ。