おしらべ日記

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歳をとるのも悪くないと思える人生作り

観能の夕べ 夏 ◆敦盛 ◇因幡堂

2017年07月09日 | 
久々に観能の夕べに。

ロケ長女をお誘いして、二人で着物で出掛けました。






33度






頑張ったなぁ〜ほぉんと!頑張った!

たぶん昨年の私なら諦めてたと思う。

能楽堂の中も涼しくはあったけど、キンキンには冷えておらず。
一瞬 嫌な感じになったけど大丈夫だったb(。・∀・。)d







狂言一番、能(短縮)一番で千円。
とてもリーズナブルです。

今夜は敦盛
16歳の美青年
面は十六という端正な面立ちの中性的な雰囲気でとても美しい面でした。
前場のシテは直面。
なので、割と若い演者さんが勤められると聞いたことがありましが、、、
今夜は熟年のおシテ( ̄∀ ̄)

後場、十六の面を付けたおシテが舞う敦盛は勇壮で美しかったです。
背後に扇を落とす姿は大切な笛を捨てたように思えて、最後の夜に笛を吹く情景が思われて切なくなる(詞章がよく分からないので本来落とした本当の意味は分かりません。得意の妄想)

残念なのは、見所が、、、
紙をペラッ…ってめくる音って結構耳障り。
あちらこちらで
ペラッ…
ペラッ…
初めに配られた謡の詞を書いた紙をめくる音ですな。。。

あれ、いるか?
いらんのではないだろうか。
現代文に直してあるわけではないので、謡聞いてて分からない(私を含め)のに読んで何になるんだろう。
それより せっかくの舞台、見なきゃ‼︎

と思うのは私だけ?















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2 コメント

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Unknown (ひめさん)
2017-07-11 19:18:43
しぇんえんの能会とはリーズナブルですな~
私は能は妄想の芸能だと思っています
好き勝手な妄想 大いにすべしですよ
それが はるか昔に生きた作者の意図とも
またそこにいる演者の意図ともかけ離れていても
そんなこた~知ったもんじゃない(笑)

で、私は敦盛舞囃子をやったことがあるんですが
扇を後ろに落とす所作はしませんでした
シテさんがどんな思いでこの所作をなさったかは分かりませんが
こうして色んなことを感じてみてくださる観客が居るのは素晴らしいことだと思います

それと紙のガサガサ
私も気になった事はあります
謡の原文を配るよりも この能楽がどんな登場人物がいてどんなストーリーなのか
そんな解説文を能楽が始まる前に観客に読んでもらっとく方が良いと思うんだけどな~

能に通じてはる人は 自分で謡本持ってきてはりますし
能楽の敷居を低くして 多くの人に楽しんでもらうためにはね
この方が良いと思いますんやわ

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ひめさん (ミロク)
2017-07-12 23:14:30
このリーズナブルな会は8月もあります。
少し短縮型ではありますが、敷居を少し低くして多くの人に見てもらうのには良いですよね。

はるか昔に行きた作者の意図✨
きっとそれを感じなが観るのもまた面白いのでしょうねぇ〜。
でも私はまだまだ分からないままに見ている事が多いです。
友達からはよく、能なんて難しいでしょ?と言われる事多いのですが、私みたいな見方をしているのを知ったら考え方変わるかも(笑)

扇を落とすカタはないのですか?
宝生流だからかなぁ?
もしかしたら私の見間違いか!?( ̄∀ ̄)
でもそんな風に見えたんですよ〜。
妄想力が逞しすぎるんかな?(笑)

あの紙をめくる音、、、
気になり出すともう気がちっちゃって(^^;)
普段の能の会はそうでもないですがね。
しかも、読んでる間は舞台から目を離しちゃってるなんて勿体無いですよね〜。

夏の間のリーズナブル能
あと何回観に行けるかなぁ〜
懲りずにまた着物で行きますよ(≧m≦)
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