おしらべ日記

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歳をとるのも悪くないと思える人生作り

飛騨高山から白骨温泉へ

2011年08月20日 | 
十七日は私の仕事(半どん)がひけてからの出発。

いつもの事ながら

あれ?持った?

これ、いるかなぁ~

それはいらない!

いーや!いる!



やっさもっさして、やっと家を出て十分後。
お約束の忘れ物、オィッ!(怒)←オヤジです
取りに戻って結局出発は三時過ぎだった。




今回は、当日まで何も決めず宿泊先も決めず、無計画な旅。

仕事から帰った私に告げられた行き先は、高山。

飛騨牛を食べたい!というミ子の提案。

そして岐阜方面なら少し頑張って、白骨温泉に入りたいと私。

では宿泊先はどうしよう?となり、粂もいることだし面倒臭いし…
よーっし!『野宿』や!
…と、言う事で
最終目的地の白骨温泉めざし、行けるとこまで行き後は適当に車中泊で今年の家族旅行となる。





当日は飛騨高山で予定通り飛騨牛のあぶり焼き、大奮発の一人3600円を食べる。



脂の甘みと柔らかい肉の触感が舌の上を滑っていく。
美味い!けど、ステーキにすればよかったかな~。





銭湯を見つけ汗を流しすっきり。
涼みがてら夜の街を散歩する。

古い町並みの狭い路地裏を歩いた。
開けっ放しの玄関横には腰丈ほどの鉢植えが並び、窓の位置が低いのも自分達の小さい頃住んでいた家みたいで懐かしい。
中からはテレビの音に雑じって子供達の賑やかな声が聞こえてくる。

なんかいいね、こういうの…と、私。

後ろから『ふぅん…そーなの~?』って、後ろからついてくるミ子と粂嬢。

こんなふうに我が子と歩く幸せ、あと何回あるのかなぁ。
(ミ夫は風呂であった)





その日は高山泊まり。
車の椅子を倒してフラットにするとなかなかに広い。
高山の夜は涼しくて案外快適な夜をすごした。
夜中に目が覚めしばらく眠れないのも皆一緒。
冗談など言い合って笑っているうちに再び眠りにつけた三人と一匹の夜。
車中泊もなかなか楽しい。







翌日はさっそく白骨温泉へ。

くねくね山道には閉口したが、なんとか登りきり到着した白骨温泉郷はとっても涼しくて暑いのが死ぬほど苦手な私に天国だ。

楽しみにしていたある旅館の立ち寄り湯はお休み。
大きな野天風呂は入れなくて残念だったが、公共温泉もとても良かった。

空気はひんやりとして、体にお湯をかけた後は寒いくらいで、慌てて乳白色の湯に浸かる。
勢いよく流れる渓流や、切り立つ岩肌を眺めて入る温泉は最高。

いつかはゆっくりと宿をとってきてみたい。









気温20度、白樺の見える森林から届く清涼な風。
あああ!もう下界には降りたくないよぅと駄々をこねても仕方なく

来た道を戻るも、途中の上高地入口ゲートを通り過ぎる辺り、益々名残惜しく…
窓から入ってきた冷たい風はどんどん温くなっていった

昼過ぎには飛騨につく。
やっぱり暑い、けど食欲は衰えず
飛騨牛バーガーと串焼きにみたらし団子を食べ、車内ではサンドイッチもむしゃむしゃ(もちろんオヤツもあり。笑)

テディベア館に寄り道してから高速に乗りひるがの高原SAではふあふあクレープを食べた。
【ふあふあ】と言うか、生地が口の中でとける感じが初めての食感。










暗い道にトンネル、強い雨と、発作にやや怯えながらの車内だったけど、酷い発作は起きずなんとか乗り切った。

家に着いて八時、それからまたお茶漬けを食す大食い一家。

今年も夏の旅行、無事終了です。



良かった、良かった(笑)

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