おしらべ日記

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歳をとるのも悪くないと思える人生作り

昼稽古 基本・取掛け

2017年03月01日 | 
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お天気な日が続き、シャッター全開の日が増えました。

今日も開いていたので的前へ。







取掛けから見直して暴発もなくなり、かなり恐怖心も薄らいできました。

そして今日はNW先生の指導でまた一つ気付けた事が。

取掛けの時に上半身が前に傾いてしまっていました。
胴造りで肩 腰 足 と三重十文字を整えても、取掛けに右手を出す時に上半身(両肩)が前に。
背筋を伸ばし両肩を動かさないことに集中して取掛けると自分ではかなり偉そう(笑)な反り気味な構えに感じるのですが、見て頂くとぜんぜん!それくらいでよい、との事。
そして視界がかなり変わりました!
すると、腰と背筋が通ったのか羽曳もぜんぜん変わったのにビックリ。
下筋から脇胴の張りが良く分かります。
張れるので羽曳で肘を返す感じだけでしっかり弦を押せます。
手首も捻れる感じもありません。

後は肩が上がらないように、張りを感じたまま打起こし形をなるべくキープで大三。
息を整え妻手の形を変えないように、肩を開くように引き分け。
後はとにかく張りを感じながら頑張りました。
久々に良い離れでした。
ひたすら張り合うことだけを考えられ、目通り辺りで過ぎる不安もなく。

弓手のことは全く考えてなかったのですが、弓の落ち具合も指一本くらいに!?
あんなに手の内や押し方や、と試行錯誤、、、も手先での小細工でしか過ぎなかったという事。
矢勢がでて弓の帰りが速くなり小細工も辞めた分、手の力も抜けたのかも知れません。

やはり一番は基本。
また立ち返る面白さが見つかりました。
何度帰っても新しい発見があるように、それには自分も成長出来ていなければ見つからないものでもあります。
焦っても見つからない。

年々体力も落ち、痛い所も出てきて、ぜんぜん無理がきかないお年頃。
12本引いていっぱいいっぱいでした。
それでも下に行ったのは二本だけ。
的中も羽分け、半年ぶりじゃないか?

なにより、精一杯引けるのが嬉しいです。

今は、NW先生の教えをもっと吸収して新しい発見をまだまだ見つけたいです。
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