気まぐれ覚書

プラモデル製作を中心にときどきの覚書

アゲハ蝶

2018年04月17日 | 蝶・植物
 昨年、アゲハチョウの終齢幼虫が虫篭の中で蛹になったが、晩秋なので羽化しなかった。最近暖かくなってきたので、もうそろそろ羽化するだろうと楽しみにしていた処であるが、ある日虫篭を見たら小ぶりのアゲハチョウが翅を広げていた。飛び立とうとしないので指先にのせて篤と観察、胴の背中部分には柔らかそうな長い毛が生え翅の鱗粉も美しく、儚い宝石のようだ。ずっとそうしてはいられないので、砂糖水を容器に入れ蓋を開けてそのままにしていたら、いつの間にやら飛び立ったようであった。今年もエノキにゴマダラチョウ、コデマリにミスジチョウ、キンカンにアゲハなどが卵を産むだろう、毎年のささやかな楽しみda。



蝶がやってきた!

2016年06月19日 | 蝶・植物
珍しい蝶がゼラニウムの葉に止まっていたので、慌てて写真を撮ったが、一向に逃げる様子がなく翅をゆっくりと開閉している。尻の先に当たる部分の葉に小さな丸い点があったので、あっ産卵か! 撮影後に飛び去った後をよく見たら葉に出来た単なる変色シミとわかりガッカリ。ネットで調べた処、ホシミスジチョウでユキヤナギやコデマリの葉に産卵することがわかり、庭のコデマリを観察したら、枝に蛹の抜け殻があったので、多分羽化直後で翅を乾かしていたのではと思った。以前、ゴマダラチョウがエノキに産卵し芋虫の成長から蛹を経て羽化するまでの観察が毎日楽しみだったので、今回も一瞬喜んだが残念。







ゴマダラチョウ




貰ったオオムラサキの芋虫を飼育し羽化に成功した喜びはひとしおで、オスの翅の青紫色は息を呑むむほど美しい。約1週間飼育後に山に放蝶したが、瞬く間に高度を上げて木々の先端に消えた。因みに芋虫のいた山に放蝶したので、環境の生態系のバランスを壊すことはないと思う。




オオムラサキの雄

オオムラサキの雌 放蝶先の近くの畑で農作業していた人の手の上で バシャ