気まぐれ覚書

プラモデル製作を中心にときどきの覚書

レコード

2019年08月04日 | 雑感
 写真は、最近実家で見つけたシングルレコード盤の一部で、オリジナルサウンドトラック盤「華麗なる大泥棒」「パピヨン」「パリは霧にぬれて」。45年程前になろうか、当時は封切を観たあと印象に残った映画音楽はシングル盤を買っていたものだ。
 当時ソフトは専らレコードで僕ニャンにとっては高価(LP1枚約2,500円)なので大事に取り扱っていた。レコードクリーナー(静電気除去機能付)やスプレーで埃を除去してレコードプレーヤーで再生するがその前にレコード針をスタイラスクリーナーで掃除と、今から思えば面倒な作法?をしていたものだ。といっても当時は何とも思わなかったが。特にLPは大きいので盤面には触れないようにひっくり返しての一連の動作(諸芸の作法にならってレコード作法?)が型にはまったように無意識に動いたものだ。その他カセット(レコードやエアチェックで録音した音楽など再生:当時は隔週刊誌「FM fan」を購読していた)・オープンリール(採譜のためレコードなどから落とした音源をロースピードで再生したり)等オーディオ機器全てがアナログなので現在のように聞きたい曲を一発選曲しづらいので(レコードはこの辺かなと思うところに針先を持っていき、カセットはカウンターの数値やサーチ機能があったが聞きたい部分まで若干時間がかかる)、今の感覚であれば煩わしいと感じるが、当時はこうして再生された音に毎回ワクワクさせられたものだ。
 昔買ったLPのほとんどがCDで再販されているので、便利手軽さで(自動車で簡単に聞けるので)つい買ってしまう。現在はパソコン等にダウンロードによる購入が出来るようだが(またYouTubeでタダで見聴きも出来る)、やっぱり僕ニャンとしては今後もCDを購入するだろう。物として手元にあることと、聞きこむことでジャケット・楽曲・その時の思い空気等が一体として記憶に残るような気がするda。


映画

2018年12月31日 | 雑感
 往年の映画スター(ジャン=ポール・ベルモンドとアラン・ドロン)が新聞広告に載っていたのでとっておいた。探し物で出てきたので懐かしさから壁に貼っている。昔の面影をしっかり残して一層ダンディである。初めて映画を観たのは確か幼稚園か小1の頃で、「マタンゴ」「海底軍艦」を見たのを微かに覚えている。帰ってから海底軍艦の絵を何枚も描いた。
 テレビが家に来てからは日曜映画劇場(淀川長治)を毎週楽しみにしよく見た。と言っても親が観ている横でなんとなく見ていただけであるが。その後中学1年の時、月刊誌「スクリーン」を買ったときはインクの匂いが新鮮で、なにやらワクワクしたものだ。封切には行けなかったので専らテレビの洋画劇場で楽しんだ。観た映画は新聞のテレビ番組表を切取ってスクラップにしていたので、題名、監督、主助演俳優は自然と覚えるようになった。
 今から思えば昔の映画は何かしら味があったように思う、原題の邦訳も分かりやすく題名の文字(ロゴデザイン)も記憶に残り、後年、題名だけで映画の内容だけでなく当時の出来事なども一緒に記憶の引出から湧き出てくる。最近、と言っても此処30年前からは原題のカタカナ読みの題名が殆どで、プチ認知症の僕ニャンにとっては観たか観てないかも含めて思い出す【よすが】がない。「どれがこれやらあれやら」。友人と映画の話をしていると、まるで「こそあど言葉の遊び」で話題がすすまないY。

飾り棚が小さいのでほぼ満杯だ。ほかに船3隻、飛行機2機がそろそろ埃まみれになりそうなので何とかせねば。