気まぐれ覚書

プラモデル製作を中心にときどきの覚書

Queen Elizabeth 2 クイーン・エリザベス2 1/600エアフィックス

2016年11月26日 | クイーン・エリザベス...
 1969年就航のイギリス・キュナードラインの当時のフラッグシップでクイーンエリザベス号の後継として北大西洋定期横断航路に就航し、定期路線からの撤退後引退まで世界一周のクルーズ船として運航した。
 船好きの僕ニャンは1978年(S53年)3月20日に神戸港に入港した時に見に行き、「ロッテルダム」「マキシム・ゴーリキー」にも感動したが、クイーン・エリザベス2は大きさもさることながら船型がまことに優美で上品であった。現在就航中の3代目クイーン・エリザベスはもう浮かぶホテルで、あまり面白みがないなあ~。
 船体は遠目には黒色に見えるが、岸壁まで降りて実物の船体を触ったのでよく覚えているが、ネイビーブルーというか濃紺というか所謂黒色ではなかった。煙突は白色で後に改装時に赤色になったが僕ニャンとしては煙突の台座?は赤色なので白色の方が似合っているように感じる。客船は数年毎に改装(船室の増改築・船体の塗替え・艤装付替え)等が行われるので、いろんな撮影された写真を見ても撮影時期によって外観・船体色が変化しているのが分かる。1998年(H10年)2月29日に大阪港に入港した時も子供を連れて見に行ったが、煙突は赤色でマストの後ろにも船室が増設されてあった。
 イギリスのモデルメーカーであるエアフィックスのキットは新造後すぐにモデル化されたので当然新造時の外観であろう。往年のキットの再販(15年以上前に買ったもので、当時ハンブロール社の傘下時代に再販されたと思われる)なので、当然金型も古いためバリ・ヒケが多く歪みもあるが、何とか完成させたいものだ。






 キットの箱はシュリンク包装されていたが、キット自体は内袋に入っておらず、そのままバラバラに入っていた。また黒っぽいものがあっちこっちに付着しており、指で擦ったら油(グリス?)のようで、こりゃいかん(塗料がのらずマスキングでの失敗は必定)、まずは洗浄だ。

1978年(S53年)3月20日撮影のQueen Elizabeth 2





1998年(H10年)2月29日撮影のQueen Elizabeth2





3代目クイーン・エリザベス 2014年(H26年)3月19日撮影









ロッテルダム


マキシム・ゴーリキー





Me262A タミヤ1/48

2016年11月06日 | 完成模型 飛行機
幼稚園の頃(昭和30年代)居候していた遠い親戚のおじさんが作ったプラモデルの飛行機群(後にレベル1/72シリーズと知る)が、机に並べられていたのを見て感動し、中でもMe262が薄い水色の地に鶯色のようなまた、黄昏時の空に見える薄紫色の斑点が塗装されていたのが何ともいえず好きになり、最も気に入った一機として記憶に刻印された(大層な)。
タミヤのMe262はモノグラム(エアブラシの試吹きで活躍中?)と違って凹モールドで、尻もちしないように機首におもりがついており、部品の合いもよく素晴らしいキットで、願わくばB型も是非発売してほしいものである。私的にはモノグラムのフォルムのほうが好きだが、精度・モールドに関してはタミヤのキットを作った後では……。
製作にさいしてはシートベルトと前輪ブレーキパイプ及び機関砲附近の配線を追加し、ループアンテナを洋白線で自作した。製作再開して間もなくの頃作ったので、塗装に表情はなく平面的になっている。塗色は箱絵と同じで大概の参考図書に掲載されている機体。使用色はRLM(戦時下のドイツ航空省指定番色)81/82/76。
ドイツ機の塗装は、いつも迷うところで、使用色を決めてから製作に入るようにしている。参考図書の白黒写真から自分のイメージカラーを思い浮かべ、各種参考図書の解説とイラスト(世界の傑作機に掲載の折込カラーイラストは自分のイメージとするところ大です)から塗色を決めるが、各種参考図書の塗色の解説に見解の相違も見受けられることから、実機の塗色はどれか推定に悩む。また塗色が決まっても色調が不明な点も多いのが悩みの種で、ニューロンがショートし誤作動から手の動きも停止してしまい、お蔵入りとなる(大層ですが、以前はこの病にかかり殆どお蔵入り。これホント)。
プラモデル製作を再開するようになってからは、残り時間も少ないので自由に作って、ストックを消化せねばnarume~