気まぐれ覚書

プラモデル製作を中心にときどきの覚書

あるぜんちな丸 フジミ 1/700

2015年09月27日 | 完成模型 船
 木製甲板の塗装練習のために購入した。小さいのですぐに塗装できそうと高を括っていたが、マスキング場所も細く小さいので結構手間がかかった。船体の白の側線?はデカールを使用せず塗装したが、若干歪みが出た。煙突の大(大阪商船の大の字をマークにしたもの)のマークも塗装したが、モールドが少し甘いので、なんかスッキリしない。船底は艦底色では暗すぎる感じなので、赤系統を混色して若干明るくした。張線は省略した。エッチングは精度が高くまた、切取りやすかった。
 かつての日本郵船の浅間丸、龍田丸(大伯父さんがかつて機関士として乗船していた頃の昔話を聞いたものだ)、秩父丸(のち鎌倉丸に改名:父が乗船したころの話を聞いたものだ)も1/350でモデル化してほしいものだ。 無理だろうな。

























ようやく完成

2015年09月23日 | Ta152 製作
主脚の取付に手こずった、素直に嵌め込んだら八の字になるので差し込み部分を削って何とか内股にして接着するも、主脚柱出入油圧シリンダーの取付がなかなか出来ず途中で折れたので誤魔化し〃何とか接着。カバーの取付も頼りないので、接着が落ち着くまで一苦労。
プロペラの位置がカウリングからかなり離れているので、どういった修正をしようか迷ったすえ、①スピナーの底を削る ②ハブ受けを削る ③ハブの軸を細く削る と3か所の修正で何とかカウリング側に寄せた。
実機のスライドキャノピーは二重構造で、曇り防止用のシリカゲルを左右三個ずつ取り付けられており、モデルではデカールでの再現だが省略した。アンテナ線はキャノピー開の時に弛むので(多分実機でも機体内部に巻き込む方式ではないと思われるので)省略した。
仕上げは、主だったモールドにオイル色で汚しをつけ、半つや消しを吹いて全体をととのえた。

このキット、フォルムはいいと思うが、カチッと嵌るところが少なく、大体においてあやふやで、作りずらかった。また付属のエッチングはかなり固くデザインナイフでは切り離せずペンチ類で切ったので、余計な力が加わり曲がったりして厄介であった。


水平尾翼を嵌め込んだがユルユルで垂れ下がるので乾燥するまで逆立ちしてもらった。



扇風機の風で回ってもらった。



主脚位置表示棒を別途取り付けて再現した。



















デカールを貼る

2015年09月06日 | Ta152 製作
古いキットなのでデカールが劣化しており貼り付けに苦労した。殆どが途中で割れてしまうので修正するのにかなり時間がかかり、ほとほと疲れる。貼り付けて気泡を取り除くため布で押さえつけ、布をめくると機体にはない。布の方に付いている。ピンセットではがしてまた機体に貼り付けるが、その時に皺が入り皺を伸ばせば破れる。いったいなんなのだと腹が立ってくる。時間ばかりが立ち一向に捗らない。ようやく貼り終わりクリアーを吹いてデカールを保護。仮面の塗装はなんとか表情ついているが、上面はどうするか思案の結果、グラデーションで変化をつけることにした。


水平尾翼を仮どめしてクリアーを吹く。