気まぐれ覚書

プラモデル製作を中心にときどきの覚書

シャーマン完成

2017年07月22日 | M4A3シャーマン製作
ウェザリング(weathering)とは所謂「風化」で、模型に汚れ・埃・錆・キズ・褪色・排気煤・焼け等に見えるよう施して、実物のような雰囲気を醸し出す手法。戦車・飛行機・船等のおかれている環境により表現が異なるので写真等を参考にすることになる。戦車の場合は戦地の環境(砂漠・熱帯地・寒冷地等)も考慮すべきであろうが、そこまでマニアではないので、というか面倒(参考資料収集に金がかかる)なのと、もともと大雑把な性格なので、適当に誤魔化す方法を考える。で、ウェザリング塗料を駆使して僕ニャンなりに何とか誤魔化してみたが、結構難しいものですな。イメージ通りの表現が出来ない。適当なところで手を止めないと切りが無い、ゴミになってしまう。















車体塗装

2017年07月02日 | M4A3シャーマン製作
戦車に関する資料類は持っていないので、説明書のとおりで良いかと深く考えていなかった。単にオリーブドラブを塗装すればよいと思って、それも手元にあったクレオスのオリーブドラブ(1)を塗装したが、自分のイメージ(戦争映画からイメージしている埃っぽい薄い茶色またはくすんだ緑色)とは違うので、どうしたものかと思案。
ネット検索では、大戦中期までは茶色が、後期では緑色が勝った色合であったようだ。また黄色と黒色を1:1で混色した色を【オリーブ(オリーブの実色)ドラブ(灰みの黄褐色)】として実際に塗装していたようだが、混色の微妙な違いでも色合いは変わるだろうし、天候や場所によっても変化するので、要は好きなように塗装すればいいかと結論。
少し緑色が欲しいのでクレオスの309(グリーンFS34079ベトナム迷彩色)と304(オリーブドラブFS34087)白を混色したものをハイライト的に塗装した。写真では分かりにくいが多少緑を含んだような色合いになったので、これでいいかと諦め気味に納得。
小物類(弾薬箱、オイル缶、ジェリカン)も細かく部品化されていて精度もいいが、何せ小さいので接着時に何遍も落とした。


履帯の上部が浮く感じなので、接着材が乾燥するまで爪楊枝で押さえた。







下地塗装

2017年06月24日 | M4A3シャーマン製作
パーツ色が車体色のオリーブドラブによく似た色なので、いきなりオリーブドラブを塗ると塗り残し部分がわかり辛い。下地に白色を塗ろうとしたが、乗りが悪いので1200番のサーフェイサーを吹いた。この戦車は単色なので表情付けとなる部分にセミグロスの黒を吹いて影部分と褪色表現にそなえる。戦車の場合、新品の戦車というのは自衛隊のパレードで見るぐらいで、イメージとしては戦場中の埃と泥だらけなので、これからどう表現しようか。





上部部品の接着

2017年06月18日 | M4A3シャーマン製作
戦車に塗装することを考えて作るのは初めてなので、手順のイメージが湧かない。車体の殆どの部分がオリーブドラブなので、シャベル等の小物以外の部品を先に車体に接着し、転輪部分の組立をした。車体上部の履帯部分のところが空洞で、完成後に丸見えになりそうなのでプラ板を切り出してつけてから車体の上下を接着した。