大阪芸大ジャーナリズム研究会

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「中村佑介20周年展」 あべのハルカスで9月25日(日)まで開催中

2022-07-24 18:54:36 | ニュース

 イラストレーター・中村佑介さんの20年の活動を網羅した「中村佑介20周年展」が、7月23日から始まりました。初日から、家族づれやカップルで多くのファンが来場しています。9月25日(日)まで、あべのハルカス24階「大阪芸大スカイキャンパス」で。<前田美空、太田豊>

(写真:開場と同時に入場するファン。2022年7月23日11時、あべのハルカス「大阪芸大スカイキャンパス」で)

 「中村佑介20周年展」では、大阪芸大デザイン学科卒の中村さんが、この20年間に手がけたCDジャケットや書籍カバーなどが、網羅的に展示されています。
 初日の7月23日は、開場と同時に、待ちかねた家族づれやカップルなど約20人のファンが入場し、会場はにぎわいを見せていました。

(写真:教育芸術社の教科書『高校生の音楽』表紙も展示されている。多くのコーナーが撮影やシェアが可能だ)

 会場には、ロックバンド「ASIAN KUNG-FU GENERATION」のCDジャケットや、小説『謎解きはディナーのあとで』、『夜は短し歩けよ乙女』などの書籍カバー、角川新字源の特装版ケース、教育芸術社の教科書『高校生の音楽』表紙など、これまでの代表作がずらり。
 完成イラストだけでなく、着色前の線画やアイデアスケッチなども公開。学生時代の習作なども展示され、中村さんの歩みをたどることができます。
 来場者は、一つ一つの作品を時間をかけて鑑賞していました。

(写真:学生時代のデッサンには1996年の日付が入っている)

 展示品の中には、2008年5月に大阪北堀江のART HOUSEで開催された「中村佑介展“PORTRATION”」で2週間かけ300人分の似顔絵を描くという企画から60人分を厳選し展示したコーナーも。
 大阪芸大芸術計画学科3年の内藤愛さん、原愛美さん、藤田理世さんの3人が選んでレイアウトしました。

(写真:中村さんが描いた300人分の似顔絵の中から大阪芸大の学生が60人分を厳選し、レイアウトした展示品)

 大阪市内から訪れサイン会にも参加した20代の女性は、「ASIAN KUNG-FU GENERATIONが元々好きで、CDジャケットのイラストを手掛けている中村佑介さんも好きになりました。サイン会では、たくさんお話できるとは思ってなかったのでうれしかったです」と話していました。
 家族連れで訪れていた男性は、「中村さんの作品は、細かいところまで描いてあってとてもきれいで大好きなんです。15周年展も訪れたことがあるので、今回の展示もとても楽しみにしていました」と笑顔で答えてくれました。

(写真:15周年展以降の作品も今回の見どころ。大阪芸大への書き下ろし作品は、入学パンフレットの表紙として芸大生にはおなじみ)

 主催の大阪芸大企画広報部の担当者は、「多くの人に大阪芸大の卒業生である中村佑介さんを知ってもらうとともに、高校生などに『自分もこんなイラストを描きたい』と思ってもらいたい。15周年展の後に描かれた作品も注目です」と話していました。

 9月30日(金)から、中村佑介さんがキャラクター原案を手掛ける、劇場版アニメ「四畳半タイムマシンブルース」(原作:森見登美彦、原案:上田誠)が全国ロードショー予定で、会場では告知も行われています。(7月27日(木)情報解禁)

 「中村佑介20周年展」は9月25日(日)まで、あべのハルカス24階「大阪芸大スカイキャンパス」で開催されています。入場料は、一般1000円、大学生800円、中高生600円、小学生以下は無料です。

 

【動画ニュースはこちら↓】20年のあゆみをたどる 「中村佑介20周年展」開催中

https://youtu.be/1oIoK958Ip0

 

《中村佑介展 20th Anniversary Yusuke Nakamura Exhibition》
●会期=2022年7月23日(土)~ 9月25日(日)、11:00~19:00(入館は閉館の30分前まで)。月曜日休館(ただし、8月15日、9月19日は開館)。
●場所=大阪芸術大学スカイキャンパス(あべのハルカス24階、17階でエレベーター乗り換え)。
●イベント=
▽トークショー 8月11日(木•祝)13:00~ 
会場:近鉄アート館
出演:作家・森見登美彦さん。
▽トーク&ライブ  8月15日(月)13:00~
会場:近鉄アート館
出演:ASIAN KUNG-FU GENERATION 後藤正文氏
▽サイン会 8月6日(土)、8月28日(日)。
●入場料=
一般/1000円、大学生/800円、中高生/600円。
[グッズ付]一般/1300円、大学生/1100円、中高生/900円 。 
※小学生以下入場無料(単独入場はご遠慮ください)
※大学生・中高生料金でご入場の際には学生証または生徒手帳ご提示ください。
※大阪芸大生、大阪芸大グループ校学生は入場特典あり。
●主催=中村佑介展実行委員会(大阪芸術大学、読売テレビ)。
●問い合わせ=公式サイト( https://www.yn-ex.com/ )。


今年度2回目のオープンキャンパス 多くの高校生ら来校

2022-07-24 18:10:04 | ニュース

 7月24日、今年度2回目のオープンキャンパスが行われました。多くの高校生や父母が訪れ、どの学科の会場も盛況でした。

 真夏の太陽のもと、構内メーンストリートの「天の川通り」には、朝早くから高校生・受験生や父母らの姿が見られました。路肩にはミストファンが置かれ、暑さ対策もはかられました。(7月23日9時35分 大阪府河南町東山の大阪芸大キャンパスで)

 喜志駅からの無料スクールバスには、学生達のガイド、青いポロシャツのウェルカム隊が乗り込みました。コロナ禍で中断していた試みでしたが、今回復活。放送学科の学生達が担当し、キャンパスまでの約15分、楽しく大学を紹介しました。(7時55分、喜志駅スクールバス乗り場で)

 キッチンカーも20号館ピロティの中継車奥にスタンバイ。いつもは火曜出店のピザ『ROTOLO<ロトロ>』からは、香ばしい香りが。30度を超える暑さの中、かき氷も販売されました。(7月24日10時20分撮影)

 15学科の教員に、直接、入試の内容や就職先など質問できる「個別相談」は、キャンパス奥の総合体育館=写真=2階のアリーナで実施されました。

 教員からは、「今回は人出が多かった」「相談に答えながら手応えがあった」という声が聞かれました。