8月6日は広島の日です。原爆が投下された日です。
昨日書きたかったのですが、いろいろありましたから、今日書きます。
いま事務所でパブロ・カザルスのチェロの演奏を聴いています。
「鳥の歌」彼が1971年10月24日に国連の会議場で演奏をしたのです。
彼の作曲した「国際連合への賛歌」が演奏され、さらにアイザック・スターンとシュナイダーによる演奏が披露された最後に、彼はこう言ったのです。
「私はもう14年もチェロの公開演奏をしていませんが、今日は弾きたくなりました。」といって運ばれて来た彼のチェロを抱きながらさらにこう言ったのです。
「これから短いカタルーニャの民謡「鳥の歌」を弾きます。私の故郷のカタルーニャでは、鳥たちはピース・ピースと鳴きながら飛んでいるのです。」
「私の故郷カタルーニャの魂なのです。」
そういって彼は鳥の歌を演奏したのです。静まり返っていたであろう会場の雰囲気を表現することは難しいのですが、大きな感動が会場を包んでいただろうことは容易に想像がつく。聞くものの心を揺さぶったであろうことはね。
短い曲ですが、何時 聞いても黙ってしまう。
表現者の最高峰だと思う。それを聞ける幸せがある。そう思う。
昨日書きたかったのですが、いろいろありましたから、今日書きます。
いま事務所でパブロ・カザルスのチェロの演奏を聴いています。
「鳥の歌」彼が1971年10月24日に国連の会議場で演奏をしたのです。
彼の作曲した「国際連合への賛歌」が演奏され、さらにアイザック・スターンとシュナイダーによる演奏が披露された最後に、彼はこう言ったのです。
「私はもう14年もチェロの公開演奏をしていませんが、今日は弾きたくなりました。」といって運ばれて来た彼のチェロを抱きながらさらにこう言ったのです。
「これから短いカタルーニャの民謡「鳥の歌」を弾きます。私の故郷のカタルーニャでは、鳥たちはピース・ピースと鳴きながら飛んでいるのです。」
「私の故郷カタルーニャの魂なのです。」
そういって彼は鳥の歌を演奏したのです。静まり返っていたであろう会場の雰囲気を表現することは難しいのですが、大きな感動が会場を包んでいただろうことは容易に想像がつく。聞くものの心を揺さぶったであろうことはね。
短い曲ですが、何時 聞いても黙ってしまう。
表現者の最高峰だと思う。それを聞ける幸せがある。そう思う。