ふくろう親父の昔語り

地域の歴史とか、その時々の感想などを、書き続けてみたいと思います。
高知県の東のほうの物語です。

聞かれて困った。

2009-12-04 11:48:42 | 昔話
 
 「五節句は?」聞かれて困ったのです。

 よく聞く言葉です。ほら雛祭りの桃の節句とか、5月の端午の節句。
 しかし、全部良くわからなかったのです。

 調べてみました。
 人日(ジンジツ) 正月7日 七草の節句  
          七草粥をこの日に食べると邪気をはらうとされています。

 上巳(ジョウシ) 三月三日 元は三月の最初の巳の日だそうです。
 の節句      江戸時代以降、雛祭りとして定着し、女子の節句とされた。

 端午(タンゴ)  五月五日 元は五月の最初の午の日。
 の節句      古くはこの日菖蒲や蓬などの薬草を摘んで門口に飾った。
          菖蒲が尚武に通じることから、男子の節句となった。

 七夕(シチセキ) 七月七日 星祭が元の話。牽牛と織姫です。
 の節句      女子が裁縫や手芸、書道の上達を願うようになった。

 重陽(チョウヨウ)九月九日 易で陽数の極である「9」が重なることから、
 の節句      めでたい日とされた。菊の花を飾り邪気をはらい長寿を祈る
          中国の風習が伝わったもの。

 五節句ありました。
 節目の行事ですから、なんとか続けていけたらいいと思いますが、こればかりは人の気持ちですから、難しいのかもしれません。都会より田舎のほうが残しやすいと思うのですがね。
 高知県の田舎でもそれなりに地域文化として残せる方法がある筈です。
 高知県独自の祭り方なども、探せばあるのかもしれません。

 地域文化を継承する意味でも、価値ある研究になるのかもしれませんね。
 

最新の画像もっと見る