ふくろう親父の昔語り

地域の歴史とか、その時々の感想などを、書き続けてみたいと思います。
高知県の東のほうの物語です。

見ることが出来ませんでした。

2011-08-14 11:46:54 | 日記
 先日ネット上でこんな記事を見つけました。

「多くの天文ファンにとって毎年夏の恒例となっている行事が始まる。ペルセウス座流星群が8月12日の夜にピークを迎え、目がくらむほどの流星ショーが見られるのだ。」

 庭に出たり、入ったり。また気になって外に出て上を見る。そうしたことを繰り返したのですが、一度も見ることが出来ませんでした。

 一体、ドコの国の話だったのでしょう。
 見えなかった分、余計に気になっております。

 天文ショーなるものを、見たことが無いのです。
 真に残念でした。


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慈雨。

2011-08-14 11:41:15 | ちょっといい話。

 どうしようかと、考えていました。
 昨日、北川村花の谷に植えたベゴニアに、「水をかけてやりたい。」
 と、考えていたのです。





 そうすると、昼前でした。ザーと雨が降ってきたのです。
 10~15分かな。通り雨です。
 ありがたかったですね。
 
 ベゴニアや栗の木、紅葉の苗も喜んでいたでしょう。

 時々こうして降ってくれれば、言うことナシなのですが、そうはいきそうにありませんが、今日は本当にありがたかったですよ。


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花の谷の花一番

2011-08-14 11:16:32 | 観光資源提案
 昨日は疲れ果てて、書く気にもならず、そのまま眠ってしまいましたから、ばたばたと今日ブログ作成です。

 昨日の花の谷は、相変わらず魅力的な笑顔で花々が迎えてくれました。
 昨日一番の花はユリだったろうと思います。

 白のユリもありましたが、ピンクのユリが目を引きました。賑やかな感じがよかったですね。
 それと、これです。名前は知らないのですが、大きな木に花が咲いて、ゆらゆらと揺れていましたね。こんな花もたくさん並ぶともっと印象的になるのではないでしょうか。

 

 昨日の安芸郡北川村花の谷はピンクのイメージでした。
 それはそれは、かわいかったですね。

 まだまだ花の咲く木が少ないように感じます。
 意識的に植えてみますか。
 先日植えた栗と紅葉の木は、元気に生長していますが、ベゴニアは少し熱さに負けているようです。
 なんとかしないといけないですね。

 作業をしていたのですが、暑さに負けて渓流にドボン。
 いい気持ちでしたね。




 山のプールです。

 水は冷たく、澄んでいます。そして誰もいません。

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再度、東北へ応援。

2011-08-12 22:55:19 | ちょっといい話。
 東北の震災から随分と日が経って、何となく話題が他へ逸れ出したこの頃です。

 なはり浦の会はこの度、遠野に応援をすることにしました。
 災害直後に支援金を出させていただいたことがありましたが、今度はベンチを送ろうというのです。

 被災された方々が、一箇所で集団避難していた時には、肩寄せあって孤立感など無かったのでしょうが、個々に住居が仮住まいながらも与えられると、何となく年配者を中心として、寂しくなるのだそうで、なんとかしなければと考え出されたのが、ベンチなのです。




 こんなものですが、組み立て式にして50セットほど送る予定です。
 準備は急ピッチですすんで、作業している方々の足元は木材クズが一杯です。



 応援をする場所は遠野。例の柳田国男先生のお話の舞台です。

 到着後に、座敷わらしでも御礼に来てくれるかもしれません。
 お年寄り達が、このベンチで語らい、楽しんでいただければいいですね。

 人間という動物にとっては、孤独という状況は拷問にも似たところがあるようですから、これによって助かる人が出てくると思えば、安いものです。

 ただ運搬が大問題ですね。


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自転車事始

2011-08-12 21:03:40 | 昔話
 明治の時代の話です。
 奈半利川にまだ橋もかかって無うて、川を船で人や荷物を渡しよった頃のことです。
 奈半利の町中で繁華に商売をしよった包国可治(2代目)さんが、なにを思うた
かしらんけんど、自転車を買うてきて乗り始めたがです。みんなあ見たこともない
ような物やったし、乗り物やき、あちこちから見に来て、「おんちゃん。早よう乗らんろうか。」といって、乗るのを待ちゆう人がおったぐらいやった。その年、明治37年の暮、奈半利の片町から北川に行く9尺の郡道が出来たがです。それまでは町中には野根山街道しか広い道が無かったもので、それより広い道が出来て、みんなあが、喜んだそうです。




 「包国のおんちゃん」も、この右の道を自転車で走ったろうと思うね。その当時は当然,自動車はまだ一台も奈半利の町には入ってきてないがです。それからじきに畠中兼次郎さんと言う人も、包国さんに負けられんと思うたか、便利なもんやと思うたか、わからんけんど、自転車を買うてきて乗り始めたらしい。けんど、そのころ自転車はえらい高うて、なかなか買えるもんじゃあナカッタがです。

 ほとんどの人が歩きよったがです。高知へ行くにも普通は弁当を腰に付けて、脚袢にわらじがけ、丸一日かかったらしいがです。女の人や足の遅い人は赤岡で泊まっていったがです。2日もかかって高知へ行きよったがです。

今は、車で1時間30分もあったら着くけんどね。

それに、「広い道」って言うけんど、野根山街道も今行ったら狭い道ながです。

一回、奈半利に来てみたらいかがでしょうか。
高知県の田舎もなかなかいいもんです。

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森の概念。

2011-08-11 21:34:02 | 観光資源提案
 いま森林という言葉を耳にして、どんなイメージをもつだろう。
 当然、人によって印象が違うのでしょうが、何となくわかりにくくなっているように思います。
 先日の森林環境税の座談会などでの発言等、わかり難いのです。
 イメージとして森林とはどんなものでしょう。

 私にとっての森林とはこんなものです。

 「黒い森」、国際的に通じる一つの概念、全長200km、幅60kmの山林地帯は、西はフランス、南はスイス、東はシュヴェービッシェ・アルプ地方とボーデン湖、北はクライヒガウ地方に接しています。健康によい穏やかな気候のクア地、クナイプ式の湯治場(ローマ帝国時代にすでに温泉の価値は知られていたのです)、新鮮な空気で保養するクア地など、黒い森には保養地が豊富にあるのです。



 黒い森北部の樹木の豊かな色とりどりの岩の塊の中に、エンツ川、ナーゴルト川、アルプ川の支流が深い谷を埋めています。高台の平坦地では森が一部だけ開墾されています。谷で涌き出ている多くのミネラルを含んだ温泉は病気療養のために活用され、この素晴らしい温泉の宝庫は、湯治やウェルネスクアに最適です。

 黒い森の北方で車を走らせると、多くのエゾマツやモミの森林や高台に広がる平坦地を通り抜けて行きます。森の中にはシダやジギタリス、道端にはエニシダやルピナス、といったカールスルーエ、プフォルツハイム、バーデン・バーデン、フロイデンシュタット間地域の独特な植物が茂っています。夏も冬も山歩き愛好家たちには絶好の地域。また、ここからは、ライン川上流地域や、ライン川を越えヴォゲーゼン山脈にいたるまで一望することができます。



 特に魅力のある見所は、ホルニスグリンデ山、ムッメル湖、シュリッフコプフ山、シュヴァルツェンバッハタール渓谷を含んだクニービス山です。オッフェンブルク周辺の黒い森中部地域は、樹木の豊かな山脈と調和がとれた多様な景色が特徴。オルテナウ地方では、ブドウ畑がライン川上流地域にまで広がり、リースリング、ルーレンダー、トラミーナー、ヴァイスヘルプスト、そしてシュペートブルグンダーなどのブドウの種類が栽培されています。堂々とした城跡は変化の激しかった歴史の証人です。


これらの記事は、西ドイツの、フランスとスイスの国境に近い地域に黒い森という大森林地帯についてのものです。



 何処にも林業が盛んに行われているだの、経営的にどうだとか、獣の食害についてとかといった記述はありませんし、さらに森を木材の供給基地として考えてはいません。

 ドイツで出来ることが日本で出来ないだろうか。
 つい考えてしまうのですが、現状としての日本の森は将来木材として供出されるべく運命を約束されているのです。

 数少ない例外もありますがね。
 屋久島の縄文杉を切り倒して家を建てるといったら、どうなるだろう。
 馬路村千本山も守られています。せめてその面積を100倍ぐらいに広げることが出来れば、観光資源として胸を晴れそうなのですがね。

「シュヴァルツヴァルト」とは、ドイツ語で「黒い森」を意味するのだそうです。

 私にとっての「森のイメージ」です。



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安かった。

2011-08-11 20:08:38 | 好きなもの
 今日、午後宅急便の車が我が家に到着。

 ネットのオークションで購入したドームテントが到着しました。

 テント・送料込みで、2870円。

 まあ安いといっていいんじゃあないでしょうか。

 今度の土曜日に花の谷に行って、テントにしてみましょう。
 少し中に入って遊んでみるかもしれません。



 還暦おじさんのすることではないかもしれませんが、多分やるでしょう。


 テントとくれば次はターフでしょうか。

 今度今度。

 次の機会を待ちましょう。

 13日の土曜は、北川村花の谷で作業をしつつ、泳ぎながら遊び、楽しい時間を過すことを誓います。

 宣誓!!。



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発電事業。

2011-08-10 14:14:14 | 手前かってな推論。
 先日高知新聞で小水力発電にかかわる記事を読みました。
 技術の進歩と価値観を変えることで、随分と田舎の生活変化を予感させてくれました。

かなり前から思っていたことがあります。
 電気って買う会社が選べないのです。四国に住んでいると四国電力から買わないといけないようです。独占企業ですね。

 かつては専売公社とかが独占的に商品に価格を決めて販売をしていましたし、通信の分野でもNTTの独壇場でした。この前までは。

 それが現在では通信にかかわる企業は、何社あるのか解らないほど、市場が自由化されています。
 料金も随分と安くなったような気がします。
 私の携帯電話も月に15,000円ほどかかっていたのですが、最近では5,000円程度かな。ありがたいことです。

 もっとも、競争相手がいないからといって、電力会社がいくらでも高い料金をつけられるわけではないのです。そこはさすがに規制があって、電気事業法で、料金は認可制とされ、電力会社が不当に高い値段をつけようとしても、役所が認可しないことになっています。
 ただ、先日の新聞にも電力関係の企業献金の話が取りざたされておりましたが、企業と政治が官僚を動かせばどうとでもなることですからね。

 それに御客は、他の会社にはいけないのです。

 電力消費が多くなればなるだけ、高い利率で料金を徴収して良いのです。あまり使うなといっているようなのです。

 

 電気事業法があります。その19条2項にこんな記述があります。

「料金が能率的な経営の下における適正な原価に適正な利潤を加えたものであること。」

 つまり、「電気料金」=「適正な原価」+「適正な利潤」。無茶苦茶なコストをかけたり、過剰な利潤を乗っけることは許されないわけです。
 こういう料金の決め方を、「総括原価方式」と言います。

 この法律、不当な料金設定から消費者を守ってくれる「まともなもの」と見えるかもしれません。だが、ビジネスの目線で見てみると、電力業界以外で経済活動をしている人からしたら、随分とうらやましい方式ではないでしょうか。

 コスト(原価)に必ず「利潤」を乗っけて料金を決めていいのです。市場で商品が売れなくて、原価割れで売りさばくなんていう事態は絶対にありえません。そして「地域独占」でお客は決して逃げず、決めた値段で買ってくれるのです。「適正な原価」というのも、ちょっと考えてみると??ですね。そして「適正な利潤」までもが「本当かな」になってしまいます。

 今回の東京電力の原発事故の補償問題にしても補償費を適正に価格の中に組み込んで、電気代として徴収することが出来、かつそれが東京電力という会社の事業であるというのですから、電気事業者とはいい会社です。

 自ら使用する電力を、自らが住む地域で発電をし、余った分については電力会社が購入してくれると、自家発電にかかわる住民の意識はもっと変わるでしょうね。

 もちろん単価の問題も出てくるのでしょうが、いいと思いますよ。

 高知県の山間部に降る雨は一躍エネルギー資源となるでしょう。
 消費地から生産基地になるのです。
 山間部に住まいする方々は、不便さを光熱費ゼロ円として置き換えてもいいのかもしれません。
 
 小水力発電システムについては、年間1万台程度の販売が見込まれれば、もっと安価なものが、出てくるはずです。
 目途としては、10~15軒程度の家庭が使用する電気を発電するシステムが、100万円程度になれば、今回のテレビの買換え需要まではいかなくても、相当な販売予定が立てられると思うのです。



 そのうちみんなの車も電気自動車になるのでしょうから、問題ナシです。
 必要なエネルギーを目の前を流れる渓流が作ってくれるというわけです。

 さらに大規模発電を意識するより、環境には優しいはずです。

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変化している。

2011-08-09 23:10:57 | 観光資源提案
 いま花の谷、高知県安芸郡北川村に、週に1回午後に出かけて作業をしているのですが、行くたびに写真を撮ります。

 少しずつ作業が進んでいる事が確認できるからです。
 確認できたときは、うれしいものです。 



 先月、7月の上旬はこんな感じでした。



 いま、こんな風になって、整理が出来た感じになっています。

 これからもっと素晴らしい場所にして、いろんな方々に来て欲しいところです。

 目指すは九州は阿蘇にある菊池渓谷かな。
 素晴らしい場所です。
 ひと夏に何千人もの方々がその渓谷で遊んでいるのですが、私が知る限りちり一つ落ちていませんでした。

 本気で観光資源を造りたいと思っているのです。
 きっと楽しめます。

 自然の魅力は、自然だけでは危なくて仕方がないですからね。

 しかし、かつてスイスの研究家の方々や行政の土木専門家の方々に言われたことがあるのです。
 人間と自然の共生についてです。

 人間が自然と向き合うとき、人間の方が自然を理解して対応するべきなのに、人間は自然について多くを学ばないまま、工学的方法のみをもって対応してきた。

 これからは違うというのです。

 私がやっていることなど、自然界では微々たる事ですが、少し考えながらやって行きたいと考えています。

 

 清流をいかに守るのかといった、ことも大切な事柄です。
 今は単に人間がいないから「きれいな水」が流れているだけなのですから。

 ここで楽しむ方々が随分と増えても、今以上の水質を保持できなければ、挑戦する意味も無いのです。

 こんな観光地が増えると、高知県観光の魅力って世界的になるはずです。
 ジオの魅力とそれらを守る人間の知恵が新たな観光をリードしてゆくことになるのです。

 まだまだ夢物語です。
 これからの頑張り次第です。

 それに、今までの環境問題って環境破壊が起こってから対応策として運動なり活動が実施されましたが、高知県の山間部における環境問題は、現状を保全しつつ、より高度に自然環境を維持することを考えるべきですね。そうした活動が出来ればいいですね。


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本物か?

2011-08-08 10:46:38 | 手前かってな推論。
 橋下徹という一人の知事が、またやってしまいました。
 彼は数年前まで弁護士として、またテレビ番組のコメンテーターとして活躍をしていたのですが、大阪府知事になって以来快進撃を続けています。

 彼の政治的背景は、既存の政党でもなく、宗教団体でもない。労働者代表といったものでもない。演出かもしれないが、単に「大阪が好き」「既存の政党では、改革は無理。」そうした解りやすさがうけているように思える。

 地域政党ですね。

 現状不満足が、新しい流れになり期待感を持って、うねりを生み出しているようです。

 しかし高知県は起きないね。
 現在の状況に満足しているのだろう。

 と言うのも昨日、前市長の辞職に伴う大阪府守口市長選が行われて、橋下徹知事が率いる「大阪維新の会」が推薦した前市議、西端勝樹氏が、民主、自民、公明、共産、社民の市議らが支援した前市教育長、藤川博史氏との一騎打ちを4千票余りの差で破り初当選したのです。

 維新の会の首長選候補としては、公認候補が初当選した4月の大阪・吹田市長選に続く勝利なのです。そして今度は橋下知事は11月に、任期満了に伴う大阪市長選と自らの辞職による知事選を合わせたダブル選挙を目指しているようなのです。

 「大阪都構想」を本気でやろうとしています。
 そして着々と実績を積み上げています。

 しかし凄いことを!!。

 大阪府民はどんな選択をするのでしょうね。

 高知県もなんとかならないものですかね。
 特に東の方は。
 明治維新やら第2次大戦後、政治家を輩出した土佐の高知は、一体どうなっているんでしょう。
 外からの刺激に少し鈍感になっているのかもしれません。
 そして諦めが先に出るようです。
 「ドウセ何をやっても、いかんでね。」

 で「俺は知らん。」にはじまって、「ヤライちゃらん。」が発せられ続けています。
 残念なことです。

 「大阪維新の会」。これからも注目してみていましょう。

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