春の日の花と輝く

中小企業で働く女性の日記です。
ぼんやり子づくり→治療開始→なんとか出産

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かくも「客観視」は難しい

2014年04月21日 22時42分59秒 | 日記
私が中学生の時の話です。

中学校3年生の5月に、私たちは修学旅行に行きました。

電車を乗り継いで8時間、かなり遠くへの旅でした。

修学旅行は5人程度の班に分かれて、各観光地を「チェックポイント」として事前に綿密な計画を練って行動するものでした。

私たちの班は、その観光地では有名な「外人墓地」をひとつのチェックポイントとしていました。

各チェックポイントでは観光気分で記念撮影をしていましたが、「外人墓地」で写真を撮るかどうかは意見の分かれるところでした。

遺跡として観光をしているものの、そこはまぎれもなく「墓地」。

写真を撮って良い場所なのかどうか。

意見は真っ二つに分かれ、長々と揉めた末に、結局私たちはその墓地で記念撮影をしました。

修学旅行が終了してから半年をかけて、私たちは各々思い出のアルバムのような「報告ノート」を作る課題がありました。

私は、外人墓地での論争を良い思い出として、そのノートに綴りました。

「しかし、結局今まで、悪いことは起こりませんでした」と、私のノートには書かれていました(度重なる引っ越しでノートは捨ててしまったので、正確な記述はわかりませんが)。

しかし、5月に行った修学旅行の直後、私の父は突然亡くなっていたのです。

…。

いや、ホラーの話がしたいのではなくて。

それだったら他の班員にも不幸が訪れていたわけだし、私の父の死はまったくの偶然だったのです。

ただ、まるでそんなことがなかったのかのように、この「報告ノート」を書いていた私の客観性のなさといったらないなと、今になって思い返して驚いたのです。

先生は複雑な思いをしたかしら。

…客観的になるのって難しいよね。

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夫の休職

2014年04月21日 11時05分48秒 | 日記
夫に「うつ病」だと告白されたのは新居に引っ越す前のことでした。ただその時は、短く告白をされただけで、その後の生活はそれまでと変わらないものでした。

夫は毎日仕事に行っていて、帰るのが遅かったです。

そして引っ越しをしてから約一か月後、私が会社にいるときに夫から「来週の月曜日から休職することになった」と連絡が来ました。

色々話を聞いていると、「もう無理だ」と判断したのは自分自身のようなので、他の人から病院に担ぎ込まれるケースを考えると、だいぶ軽傷で済んでいるのではと感じています。

当初の休職期間は2週間の予定でしたが、1週間経った頃に病院に行ったら「○○(期間)までは無理だね」と言う診断が出たようで、自分で会社に電話をして休職期間を延ばしていました。

さて、私はというと、とくに悩んでいることはありません。

彼の職業上、今のところは、正社員から派遣に転職しても最低限の収入が得られるし、最悪無職になったとしても私の稼ぎがあるので生活には困りません(贅沢はできないけれど)。

なにせ私が14歳の時に実父が突然死しているので、結婚というものはあらゆるリスクの上に成り立っているというのがわかっているというか、達観している部分があります。

母の状況を考えると、現時点での私はまだ楽です(というか辛いことは今のところ発生していません)。

家にいるときの夫は比較的穏やかにすごしています。一日中ふさぎ込んでいることもありますが、調子が良ければ買い物に出かけたり、家の中をかたずけたり、洗濯をしたり、私の夕飯を作ってくれたりしています。

私が帰宅した時に、家に人がいるという状況が少しうれしくもあります。

会社帰りに祖母のお見舞いに行った日に、家に帰って一人じゃないというのが精神的にはとても助かります。

ただ疑問なのは、夫の「うつ病」というのがどのような性格のものかということ。

一言で「うつ病」と言ってもいろいろあるんですよね。

それが分からないことにはどう対応したらいいのかも判断できません。

「気分変調性障害」ってやつかなーと思っているのですが、あんまり断定して考えてもいけませんし、本人の様子を見ながら付き合っていきたいと思います。

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