吉井敏文歌集①~海の白浜、涅槃~ 2019-05-05 21:58:03 | 短歌 多少、重複するが、発表した短歌の整理をしてみた。早逝の兄の面影しのびつつ孫のしぐさに彼をみるてふあによめの言「あいちゃん」とリアルの人に加えるにフェイスブックに「あいちゃん」ひとり老いのゆえ受け入れられぬ友ありて助け舟さへだせぬわれをさいなむ赦したし障がいゆえの物言ひに 思わず答ゑて錐でもまるる涅槃にて睦びあうらむ父母と兄 遠いあの日の哀しみ超へてたまきはるいのちのさきのたゆたいのむねのなかなるふゆのゆき雲ひえびえと海の白浜よせる波 吾妹ありせばなにをかいはん
対局日誌75~O四段との闘い~ 2019-05-05 21:27:42 | 対局日誌 対局日誌。地域のサークル(善行将棋サークル)にて。於・善行公民館。相手は強豪O四段。60歳、3級から始め、10年後には四段になった人。佐伯九段の弟子で、徹底的に学んだ。いわば、佐伯九段のアマの秘蔵っ子。棒銀を得意とし、銀の捌きに特徴がある。一時、「棒銀男」の異名をとった。純粋居飛車党。駒落ちの場合以外は、振ることはない。一手違いの激しい勝負を好む。相手が飛車先をついてくるので、棒銀を警戒し、77角から88銀とあがった。本来なら、68銀として、右四間飛車に誘導する手もあるが、そうしたときに、棒銀でこられるとまずい。相手も、角換わりは避けようとするので、本来は68銀と突っ張りたいのだが。銀の位置ひとつで、優劣は極端に変わる。案の定、44歩から角換わりを拒否されたので、右四間飛車にくむ。作戦負け。銀が進出してきて桂の捌きを抑えられた。34歩が拠点だったが、巧妙に受けられ、金が進出してきて、この歩をただ取りされたのが敗因。勝負は、終盤の入り口で決まったが、形だけは作った。わたしが、そのような考え方をしたのかどうかはわからなかったらしい。爽やかな後口が残った。
対局日誌75~O四段との闘い~ 2019-05-05 21:27:42 | 対局日誌 対局日誌。地域のサークル(善行将棋サークル)にて。於・善行公民館。相手は強豪O四段。60歳、3級から始め、10年後には四段になった人。佐伯九段の弟子で、徹底的に学んだ。いわば、佐伯九段のアマの秘蔵っ子。棒銀を得意とし、銀の捌きに特徴がある。一時、「棒銀男」の異名をとった。純粋居飛車党。駒落ちの場合以外は、振ることはない。一手違いの激しい勝負を好む。相手が飛車先をついてくるので、棒銀を警戒し、77角から88銀とあがった。本来なら、68銀として、右四間飛車に誘導する手もあるが、そうしたときに、棒銀でこられるとまずい。相手も、角換わりは避けようとするので、本来は68銀と突っ張りたいのだが。銀の位置ひとつで、優劣は極端に変わる。案の定、44歩から角換わりを拒否されたので、右四間飛車にくむ。作戦負け。銀が進出してきて桂の捌きを抑えられた。34歩が拠点だったが、巧妙に受けられ、金が進出してきて、この歩をただ取りされたのが敗因。勝負は、終盤の入り口で決まったが、形だけは作った。わたしが、そのような考え方をしたのかどうかはわからなかったらしい。爽やかな後口が残った。