いい日旅立ち

日常のふとした気づき、温かいエピソードの紹介に努めます。

人を変えるには?~通信教育のレポートより~

2019-05-25 20:32:12 | 学問


通信制大学の教員をしていた時、
レポート添削は、ひとつの仕事であった。
あるとき、教育学概論のレポートを読んでいると、
学生さん(中学校の現役教員)が、
「人を変えるには、まず自分から変わらなければならない」
と書いておられた。
学問上は、さほどレベルの高いものではない、
と判断し、そのように評価したのだが、
今考えると、
たいへんな間違いだった。
生徒や学生さんに接する時も、
他の人間関係の場でも、
これは、たいした見識である。
現役の教員をしながら、
この真理をつかまれたのだろう。
今は、
上記の表現は、極めて適切、重要なものだと思う。

「人を変えるには、まず自分が変わることである」

























オオカミはなぜイヌになったのか

2019-05-25 19:34:14 | 自然


太古、オオカミと人間は、敵どうしだった。
同じ獲物を狙うライバルだったのだ。

しかし、いつの頃からか、オオカミの一部はイヌとなり、
人間に尽くすことになった。
なぜだろう。

オオカミは、群れを成す。
ところが、弱くて群れから離れてしまう個体もいる。
その一部が、人間にエサをもらうようになる。
それだけなら、なんということはない。
しかし、人間の知恵は凄かった。
弱いオオカミ同士を掛け合わせ、
子どものうちから、一番穏やかな奴を選ぶ。
他のオオカミの夫婦からも穏やかな子どもを選び、
掛け合わせる。
こうして30世代を経たころには、
かつてのオオカミは、従順なイヌになっている。

それじゃあ、イヌはあんまりかわいそうだ、と思われるかもしれない。
しかし、そうではないのだ。
野生の頃から、オオカミは、群れを組んで、獲物を狙う。
そのとき、共同して狩りをする。
こうして、仲間内で協力して、
目的を達成する喜びを味わう、という本能をもつようになる。

オオカミの末裔、イヌも、
その本能をもっていて、
共同して獲物をとることに喜びを感ずる。
目的を達成することは、うれしい。
人間も、ご主人であるとはいえ、
同じ目的で作業する仲間だ。
だから、
目的を達成することに、喜びを感ずるのだ。

こうして、人間とイヌは、蜜月関係を結ぶようになったのである。









































対局日誌79~Hさんとの闘い~

2019-05-25 19:19:48 | 対局日誌


地域将棋サークルで指した。
相手は、Hさん。四段。

戦いは、相手得意の中飛車に対し、
こちらは、三間飛車。
ゴキゲン中飛車に67銀、47金型で対抗。
飛車をとられ、
51龍、41飛車の堅陣に挑む。
こちらの持ち駒は、金、銀、桂、歩5枚。
相手の美濃は、歩攻めで、頭が開いている。
82玉に、84歩とたらしておいて、
75桂。
角が47と67にいるとき、
55桂で両取りをかけられた瞬間、
84と64にたらしておいた、歩を起点に攻め込む。
次々に駒得を果たし、必至をかける。
こちらの玉は、安泰だった。

久しぶりにHさんに勝った。
こんなにうまくいくのは、どうかしている。
案の定、そのあと3連敗した(笑)。