いい日旅立ち

日常のふとした気づき、温かいエピソードの紹介に努めます。

対局日誌79~Hさんとの闘い~

2019-05-25 19:19:48 | 対局日誌


地域将棋サークルで指した。
相手は、Hさん。四段。

戦いは、相手得意の中飛車に対し、
こちらは、三間飛車。
ゴキゲン中飛車に67銀、47金型で対抗。
飛車をとられ、
51龍、41飛車の堅陣に挑む。
こちらの持ち駒は、金、銀、桂、歩5枚。
相手の美濃は、歩攻めで、頭が開いている。
82玉に、84歩とたらしておいて、
75桂。
角が47と67にいるとき、
55桂で両取りをかけられた瞬間、
84と64にたらしておいた、歩を起点に攻め込む。
次々に駒得を果たし、必至をかける。
こちらの玉は、安泰だった。

久しぶりにHさんに勝った。
こんなにうまくいくのは、どうかしている。
案の定、そのあと3連敗した(笑)。































甥に第2子生まれる

2019-05-24 21:23:24 | 思い出の詩


甥に、第2子が生まれた。
女の子だそうだ。
兄が早逝し、子ども同様に思っていた甥の子だから、
誕生は、ほんとうにうれしい。
こういう感情は、自分にしかわからない。
甥夫婦は、どんなにかうれしいことだろう。

ところで、
世の中で長いこと生きていると、
不条理なこと、
悔やみきれないこと、
それらに、次々と襲われる。
愚痴をいいたくなるが、
運命は、受け入れるしかない。
あとは、黙って、耐える。
みんな、そういうことにまみれながら
生きているのだろう、と想像する。

こうして、人間の営みは、
人智の及ばないところで、
進行してゆく。
信仰があれば、もっと楽なのかな?
























トランプ大統領は、本場所で何を着るか?

2019-05-24 19:42:25 | 政治


トランプ大統領が来日する。
政治問題の是非はともかく、
大相撲本場所で「トランプ杯」を渡すことが、
話題になっている。
仲間で話したとき、
「何を着るのだろうか」
ということが問題になった。
「羽織袴をあつらえてあげるのはいいのでは?」
ということになった。
では、祝辞をどうすればよいのか?
英語で賞状を読み、
通訳が訳せばよいのではないか、
との結論である。

対中問題はともかく、
何かと世間を騒がせる人ではある。
























対局日誌78~コーちゃんとの対局④~

2019-05-24 19:11:15 | 対局日誌

地域将棋サークルでの対局。
コーちゃんとの対局④。
この人は、中飛車のスペシャリスト。
ほとんどの対局で、中飛車を使う。
本日も、中飛車できなさった。
こちらも、意地になって、中飛車で戦った。
いつも、
33角、44銀対77角、66銀から、同型になる。
ここから捌きあい、どちらかが攻め込む、
と、手順は決まっている。
問題は、高美濃にするかどうか、
玉のこびんを開けるかどうか、
で異なった展開になる。
今日は、私の方が、玉のこびんを開ける手段をとった。
この一手は、微妙な問題を含み、
桂の活用、角のにらみがどう作用するかで
まったく異なった将棋になる。
今日は、攻めつぶされ、
あっけなく勝ちを譲った。

対局が終わってから、
「相中飛車にはしない方がいいよ」
と、諭された(笑)。
































羽生九段、大山康晴15世名人に並ぶ

2019-05-23 22:46:23 | 将棋


羽生九段が、大山康晴15世名人に並んだ。
将棋の勝ち数である。
大山康晴15世名人は、68歳にして、
生涯勝ち数1433とした。
今日、羽生九段は谷川九段と対局し、
勝利をおさめた。
これで、通算勝ち数1433となり、48歳にして、
生涯通算勝ち数トップにならんだのである。
たいしたものだ。
これからも、数々の新記録を打ち立てるのだろう。

藤井聡太七段の活躍とともに、
将棋界に、明るい話題が続く。



















令和第2回の佐伯昌優九段将棋サロン後の茶話会~話はとぶ、とぶ~

2019-05-23 22:37:11 | 将棋


佐伯昌優九段将棋サロン終了後、
恒例の茶話会が開かれた。
出席12名。

将棋の話。
免許証の話。
トランプ来日の話。
地球の寿命について。

まあ、いつもたわいないことばかり話す。
でも、楽しいからいいのだ。
将棋と言うツールを媒介にして、
みなが、いい気持でつながることができる。

将棋は、貴い。





















佐伯昌優九段将棋サロン~令和第2回~

2019-05-23 22:23:43 | 思い出の詩


佐伯昌優九段将棋サロン、令和第2回が行われた。
前回お休みだった佐伯昌優九段が元気に講義された。
本日は、6枚落ち定跡。
定跡と言うものは、よくできていて、
「なるほどこれなら、下手でも勝てる」と思わせる。
第1手から、流れるように進み、下手有利から、
勝勢となる。
平手を指し慣れている者にも、参考になる。
ところで、すでに30年前に有段者であったわたしが、
森七段(現在)に、6枚落ちで教わったことがある。
見事に負かされた。
定跡を覚えたから、
次回、もし指したら、
勝てるかもしれない。

ただし、講義の後、
生徒から、
「6枚落ちの定跡を知っているのに先生に勝てないのはなぜですか」
という質問があったが、
先生は、ただ、笑っておられた。
その理由、あなたにはわかりますか?(笑)


























イケイケ広島カープ①~単独首位~

2019-05-22 22:20:02 | 広島カープ


今シーズンは不調にあえぎ、
最下位に甘んずることが多かった広島カープ。
本日、8連勝し、
1・5ゲーム差の首位に立った。
丸をとられても、新井がいなくなっても、強い。
一番の好調の要素は、投手陣の頑張り。
床田は4勝、フランソア3勝、大瀬良3勝。
勝つべき人は勝っている。
中崎も、抑えの役割をこなしている。
そして、鈴木誠也は、現在三冠王。

がんばれ、広島カープ!







対局日誌77~Mさんとの対局~

2019-05-22 22:05:42 | 対局日誌


久しぶりに実戦を指した。
地域将棋サークルにて。
相手はMさん。
粘り強く、狙いを秘めた手を放ち、受けも強い。
常に狙いを持った将棋である。
戦いは、相振り飛車となった。
中盤は当方が、押しまくり、
完全に敵玉をとらえたに見えた。
ところが、それからがすごかった。
有効に受けの歩を打たれ、
龍が右往左往。
62玉、72銀の形なので、金けを手に入れ、
82銀を目指した。
これは達成。
ところが、決め手がない、
巧妙な受けをしながら、
頓死筋も狙ってくる。
追い詰めた玉には、逃げられた。
相手も入玉、当方も入玉で、
引き分け。

久しぶりの実戦だから、いい方だったかもしれない。



































わが短歌~最近の7首~

2019-05-21 18:24:37 | 短歌

早逝の兄の面影しのびつつ孫のしぐさに彼を見るてふあによめの言

「あいちゃん」とリアルの人に加ゑるにフェイスブックに「あいちゃん」ひとり

老いのゆえ受け入れられぬ友ありて助け舟さへだせぬわれをさいなむ

赦したし障がいゆえの物言ひに 思わず答へて錐でもまるる

涅槃にて睦びあうらむ父母と兄 遠いあの日の哀しみ超へて

たまきはるいのちのさきのたゆたいのむねのなかなるふゆのゆき雲

ひえびえと海の白波よせる浜 吾妹ありせばなにをか言はん


















「困った人」の哲学

2019-05-21 16:53:52 | 人生

どのグループにも、「困った人」が、
存在することが多い。
そういう人にどう対処するかに、そのグループの質が問われる。
10人以上の人が集まれば、人としての基本ができていない人は
たいていいる。
困るのは、本人に、「自分が困った人である」という認識がないこと。
そして、自分の価値観を押し付ける。
善意だから、なお困る。
そういうことが起きた場合、
相手を変えようとしても、効果はない。
ギクシャクするばかりである。
むしろ、自分が変わることを目指すべきだろう。
自分が変わっても、結局相手は変わらなかった、
ということの方が多いだろうけれど。
わたしの属するグループでは、みなさん、よく我慢しておられる。
もっとも、「自分こそが困った人である」
という可能性は、否定しない(笑)























弱さを武器にしてはいけない

2019-05-20 22:42:21 | 人生

高校の恩師に、「弱さを武器にしてはいけない」
と言われたことがある。
体や精神の弱さを訴えて、
世の中に認めてもらおうとする人もいる。
しかし、特に必要があるのでなければ、
自分の病気などを吹聴する必要はないと思う。
身体や心にに障害を持っていることを
「売り物」にするなど、もってのほかで、
常識人は、ただじっと耐えるのである。
一定の年齢になると、どうしても心身に不調が出る。
それは当然のことで、自分自身で引き受けなければならないことである。
「わたしは精神障害2級をもっているのよ、重病人なのよ」
と自慢されて、どういっていいか、困ったことがある。
愚痴や甘えの前に、自分でその不都合を解決する方法を身につけたい。



















歯医者に行って、泣く(笑)

2019-05-20 17:53:22 | 医療

久しぶりに歯医者に行った。
もう30年も診てもらっている歯医者さんで、
腕はいいのだが、
今日は、ちょっと困った。
歯石をとってもらうとき、
水が喉にたまって、呼吸ができなくなる。
進んで、吐きそうになる。
口が使えないので、訴えることもできない。
削ったくずと水とを飲みこむことしかできない。
治療が終わるころには、ふらふらになった。
表情がゆがんでいたことだろう。
被害妄想だろうが、
「いじめられているのだろうか」と、ちょっと思った。
これからの注意や、現状を説明してもらったが、
苦しいのと、水が喉にたまっているのとで、
返事ができない。
と、
「聞いているんですか?」
と、おこられた。
思い込みなのだろうが、
かなり苦しかった。

気のせい?

たぶん、そうでしょう。
次回も、この歯医者さんに行く。
そのときには、愉快な記事を書きたい。

















































「『不思議なキリスト教』と対話する」を読んで

2019-05-19 21:36:05 | 読書
わたしは、仏教に関する専門書はあまり読んだことがない。
優秀な僧侶が友人だったので、
彼に聴けば、いろいろと有益な示唆が得られたのかもしれない。
ところが、地元では、ダントツに優秀だった(らしい)彼には、
あまり親しすぎて、宗教のことは聴いたことがない。
惜しいことをした。
前年、彼は、癌で早逝してしまった。

ところで、友人に勧められて、
「『不思議なキリスト教』を読む」という、
キリスト教関係の書物を読み終えた。
著者(来住英俊氏)は、わたしと同年輩で、
人生の前半の過ごし方が似ている。
同じ大学の同じ学部で学んだ。
そのあとは、違った道を歩いたが、
根っこが同じなので、その思想を理解しやすい。
来住英俊氏は、カトリックの神父である。
少し前、宗教社会学者の書いた「不思議なキリスト教」と言う本が出て、
よく売れた。
キリスト教の内容をノンクリスチャンに説明する本である。
この本を、批判しながら、
住来氏が、キリスト教、とくにカトリックの考え方を論じている。
難解な本だが、基本をなしているのは、
キリスト教の根本的な在り方である。
結局、キリスト教とは、
「神との関係性」を維持しながら
信じるものだ、と述べてある。
納得のいく論の建て方である。
難解な参考文献を駆使しながらの論考である。
この人は、クリスチャン向けの多数の書物を書いた。
ごく浅い理解の仕方かも知れないが、
日本の現在のカトリックの教えは、貴重なものである、
という感想を得た。


































「『不思議なキリスト教』と対話する」を読んで

2019-05-19 21:36:05 | 読書
わたしは、仏教に関する専門書はあまり読んだことがない。
優秀な僧侶が友人だったので、
彼に聴けば、いろいろと有益な示唆が得られたのかもしれない。
ところが、地元では、ダントツに優秀だった(らしい)彼には、
あまり親しすぎて、宗教のことは聴いたことがない。
惜しいことをした。
前年、彼は、癌で早逝してしまった。

ところで、友人に勧められて、
「『不思議なキリスト教』を読む」という、
キリスト教関係の書物を読み終えた。
著者(来住英俊氏)は、わたしと同年輩で、
人生の前半の過ごし方が似ている。
同じ大学の同じ学部で学んだ。
そのあとは、違った道を歩いたが、
根っこが同じなので、その思想を理解しやすい。
来住英俊氏は、カトリックの神父である。
少し前、宗教社会学者の書いた「不思議なキリスト教」と言う本が出て、
よく売れた。
キリスト教の内容をノンクリスチャンに説明する本である。
この本を、批判しながら、
住来氏が、キリスト教、とくにカトリックの考え方を論じている。
難解な本だが、基本をなしているのは、
キリスト教の根本的な在り方である。
結局、キリスト教とは、
「神との関係性」を維持しながら
信じるものだ、と述べてある。
納得のいく論の建て方である。
難解な参考文献を駆使しながらの論考である。
この人は、クリスチャン向けの多数の書物を書いた。
ごく浅い理解の仕方かも知れないが、
日本の現在のカトリックの教えは、貴重なものである、
という感想を得た。