「心に残っている土地を離れることはできない」
能登にはそれだけの良さが詰まってるし、かつて覚え知っている景色のある人たちが踏ん張ってくれることで、戻せる景色がきっといくつも生まれてくれるだろう。
そこには肌触りの伴う体温が宿る記憶だものね。誰と過ごして、何を見てたかを思い出せる景色を、忘れちゃったらおしまい、を踏みとどまり、立ち向かう人の勇気。こういうのが勇気。
願わくば、政府がもっとしっかり本気で復興復旧に、能登の人に寄り添ってくれる気配を見つけられればいくらかりゅういんもさがるが、なにせ議員先生たちは保身の瀬戸際にまみれて淀んでいらっしゃる。
「こんなときに」に滲む人の明暗いかばかりか。
有事に立つ人、
有事にうろたえみすぼらしくある連中、
同じ人の、この温度差よ。