昨今のダウンタウン松本さん、元SMAP中居さん、フジテレビ、どこもかしこもボロボロですね。
世相を代表するような存在たちの凋落っぷりに、無慈悲を覚えます。
「こんなもんでいいか」が見え出すと特に悪化がひどい。
「ずっとそうでいた」人らが「そうでなくなる」までを見せられる時代になってしまいました。
周囲の「内情を伺い知っていた」人らの一斉の口のつぐみっぷりも、異常なほど空々しく、気持ち悪いほどです。
従来通りでいられなくなる、は当人らのせいというより、空気の変遷が強いてくる「外からの強引」で起こってるようにも見えます。
私が好んで引用する「勝ってきた理由で、負け出す」なるは、下記文字通りというよりも、少しばかり補足を要します。
自分が心に抱いて方針とするもの持てることは悪くはないのですが、遠からず世相の方がパラダイムシフトを起こし出すので、その節までに勝ち進んでる人が、自身のポリシーとしてきたものが、色褪せてて、そこに固執し続けるのは「世相に楯突く」ものにもなりうるときがきます。
そしてその時、「勝ち進んできてたが故」に、自身のポリシーを「捨てない」を選ばざるを得なくなります。時に柔軟にここを翻す者もありましょうが稀です。柔軟と言うより、無節操に映ることですし、一貫性のなさを「成功の後」に転換するくらいなら、諦観を選択しがちです。
人並みのうちより、頭幾つも抜きん出た才覚なりアイディアを有する人だからこそ、勝ち抜けたわけですが、評価価値の方が転ずるのを自身の生涯のうちに思い描くだけの機転なり勇気は養生していないことがおおむねというものです。
ライフシフトが生涯のうちに1度ないし2度はくるサイクルになってる私たちの生活は、さほど「胸に強く刻む」を推奨していいものに配置させません。さりとて節操なしだのノンポリに呑気でいられる生涯ってのも描きにくいですものね。
そこいらへんのバランス感覚が難渋するんです。
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